誰もが一度は耳にしたことがある「ソムリエ」という職業。実は、資格としてのソムリエは6種類も存在するんです!こちらの記事では、日本ソムリエ協会や全日本ソムリエ連盟が手がけるソムリエ資格の種類を6つ紹介。それぞれの特徴や試験内容を解説します。
ソムリエ資格に認定されて3年を経た方が対象。さらに上記のソムリエと同じ分野の職業に10年以上従事、継続している必要があります。
書類審査
一次試験:筆記、口頭試問
二次試験:サービス実技、テイスティング、小論文
・一般:40,390円(税込)
・正会員:24,620円(税込)
(筆記、テイスティング、実技、小論文を受験する場合)
日本ソムリエ協会の資格「ワインエキスパート」

「ワインエキスパート」は、ワインを扱う幅広い職業の人や愛好家に向けた資格のひとつ。ソムリエの受験資格に満たない人にも向けられた資格で、職種や経験年数は問われません。
ソムリエよりも下の資格と思われがちですが、テイスティングの技術や知識については同じくらい専門的なものを問われます。
JSAによると、“ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有する方”が対象となります。上で触れたとおり、ワインに関する職種であればその職種や経験年数は不問です。
ワインエキスパート試験では、ソムリエと同様の一次、二次試験をおこないます。
一次試験:筆記
二次試験:テイスティング、論述
・一般:38,130円(税込)
・正会員:23,730円(税込)
(一次、二次試験、1回目受験の場合)
日本ソムリエ協会の資格「ワインエキスパート・エクセレンス」

ワインエキスパートを取得してさらに長きにわたる研鑽を積んだ人だけが所得できるのが、「ワインエキスパート・エクセレンス」 試験はソムリエ・エクセレンスと同日におこなわれ、サービス実技を除くほぼ同等の試験をパスした人だけが認定される資格です。
30歳以上の会員で、ワインエキスパートの資格認定後5年以上を経た人が対象。
一次審査:筆記
二次審査:テイスティング、論述試験
一般:34,050円(税込)
正会員:21,360円(税込)
(筆記、テイスティング、実技を受験する場合)