発酵食品をテーマにした発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi」(ツケカケルコウジ ハッコマチ)が、2020年2月22日(土)京都・三条通近くにオープンします。発酵食品を使ったお料理や、自家製甘酒を使ったドリンクなど、日々の生活に気軽に発酵食品が取り入れられる…そんなカフェです。
発酵に出会う、発酵を楽しむ。「漬×麹 Haccomachi」
日本の食文化を語るうえで外せない「発酵」。みそ、醤油、みりん、米酢などの伝統調味料は、いずれも麹を発酵させてつくられたもので、現代でも日々の食生活のなかに必ずと言っていいほど登場していますよね。
しかし現代社会において、発酵食品を含む日本食文化がゆらぎつつあるのも事実。発酵カフェ「漬×麹 Haccomachi」は、忙しい現代社会を生きる女性たちに発酵の力で生み出されるおいしさを体感して生活に取り入れてもらいたい、そんな思いで誕生しました。
Haccomachiの5つのこだわり
1.「漬」
みそや酢、砂糖、塩などに食材を漬ける「漬物」。保存性が高まるだけでなく、漬けこむことで素材そのもののうまみを引き出し、さらにおいしくなるというメリットがあります。
野菜や肉、魚はもちろん、卵やチーズ、フルーツなどさまざまな食材を漬け込むことができるだけでなく、漬け床にもいろんな工夫ができるので、組み合わせは無限大。「漬け」の魅力を十分に楽しむことができます。
2.「麹」
日本の伝統的な発酵調味料であるみそや醤油などに欠かせない「麹」をつくるための麹菌を、「もやし(種麹)」と呼びます。
「漬×麹 Haccomachi」では、京都で300年以上続く老舗もやし屋「菱六」の米麹からつくった甘酒や塩麹がメニューに使用されているので、麹によって生み出されるおいしさを体感できます。
3.「Haccomachi自家製米麹甘酒」
材料は米と麹だけで砂糖無添加。もちろんノンアルコール。発酵の過程で米の成分が分解されることで、消化・吸収が良いドリンク=「甘酒」になります。
エネルギーをすばやくチャージできるので、体への負担をおさえつつ、元気の源となってくれます。麹が生み出す自然な甘みがとってもおいしいですよ!
4.「麹室をイメージした店舗デザイン」
発酵食品の源である麹は「麹室(こうじむろ)」でつくられます。麹室とは、麹菌がいちばん働きやすい温度と、適度な湿度を保つことのできる、杉の木で囲われた麹づくり専用の部屋で、「製麹室(せいきくしつ)」とも呼ばれています。
店舗では、昔ながらの麹室の雰囲気を感じていただけるよう、ファサードの外壁に杉板が用いられています。
5.「京都の発酵ブランド」
メニューを彩るのは、京都生まれの発酵食品たちです。老舗もやし屋の「菱六」をはじめ、大豆のうまみを丸ごと味わえる京納豆の「藤原食品」、伝統のまるさわの味を守り続ける「澤井醤油本店」。
そして江戸時代より続く伏見の酒蔵「北川本家」、まろやかな味と香りが特長の千鳥酢をつくる「村山造酢」など、京都で長く受け継がれてきた発酵の技術を十分に体感できるラインアップです。
おすすめメニューはこちら
Haccomachi特製 発酵ランチプレート
1,690円(税込)
発酵食品を使った前菜や、漬け込んでうまみが増したタンドリーチキン、かじきまぐろのオリーブオイル塩麴漬、スープなどを盛り合わせたランチプレートです。
骨つきスペアリブの白みそ柚庵焼き
1,490円(税込)
ボリュームたっぷりのスペアリブを、白みそ・みりん・醤油でみそ柚庵焼きに。ジューシーな肉のうまみを豪快に味わえます。