痩せるための食事時間
食事をする時間によってエネルギー代謝に与える影響が異なるため、ダイエット中は食事のリズムに気を配ることが大切です。朝食を抜く回数が多い人や、夜食を食べる頻度が多い人ほど太りやすいといわれています。ダイエット中であっても、朝食を抜くのは禁物。目が覚めてから2時間以内に食事をしましょう。
また、夜遅くの食事は、摂取したエネルギーが消費されず脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。夕食は就寝する2~3時間前にはすませましょう。もし夕食が遅くなる場合は、夕方におにぎりやバナナなどの軽食をとるとよいですよ。夜食の食べ過ぎを防止できます。(※8,9)
ダイエット中の食事の注意点
料理は適量を調理しよう
家族が残したおかずを「もったいないから」と食べる習慣がある方は要注意。エネルギーや糖質のとりすぎにつながるため、適量を調理するか、冷蔵保存して翌日食べるようにしましょう。
手軽に作れる麺類には要注意
手軽に作れる麺類にも注意が必要です。たとえばパスタに市販のソースをかけるだけだと、主菜や副菜が不足してしまいます。野菜サラダや目玉焼きなどのおかずを組み合わせ、食事のバランスを整えましょう。
甘いデザートも低カロリーな食材に変更
プリンやアイスなどといった甘いデザートを食後に食べるのはひかえるのがベター。どうしても食べたい場合は、低カロリーな寒天ゼリーや、食物繊維を多く含む果物を選ぶとよいですよ。
痩せる食事の献立例【和食編】
主食「ごぼうとそぼろの炊き込みごはん」
食物繊維が豊富なごぼうを使った炊き込みごはん。甘辛い味付けがよく合いますよ。
炊き込みごはんは、ダイエット中におすすめの主食です。野菜や肉類などの具材をたっぷり食べ、糖質を多く含むごはんの量を無理なく調整しましょう。
主菜「鮭ともやしのレンジ蒸し」
鮭を低カロリーなもやしや豆苗と合わせ、電子レンジで蒸したひと品です。ネギだれをたっぷりかけて食べましょう。
食事のカロリーを調整するには、調理法も重要。揚げる、炒めるなどは調理油の使用量が増えがちです。蒸す、煮るなどヘルシーな調理法を選びましょう。
副菜「きゅうりとわかめの酢の物」
和食のサブおかずの定番、きゅうりとわかめの酢の物です。低カロリーな食材だけで作れるので、ダイエット中の食事にぴったりですよ。
すべてのおかずをヘルシーに仕上げるのがむずかしい場合は、副菜だけでも低カロリーな食材を使うことを意識しましょう。
汁物「きのこのみそ汁」
しめじ、しいたけ、えのきと3種のきのこを加えたみそ汁です。旨みたっぷりですよ。
汁物は身体を温めてくれるだけでなく、食べるスピードをおさえてくれます。早食いしてしまうクセがある方は、ぜひ汁物を取り入れてくださいね。