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自己卑下がもたらす3つのマイナスイメージ

ライフスタイル

謙虚と自己卑下を混同していませんか? この2つは似て非なるもの。今回は心理カウンセラーの小日向るり子さんに、謙虚と自己卑下の違いや自己卑下してしまう心理、その癖を直す方法を伝授してもらいます。

(3)あまのじゃく

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「あまのじゃく」とは、なんでも人に逆らったり反対の行動を取ったりする性格のこと。

そのため単純に、褒められたときに反対意見を言いたいという気持ちが湧き、自分を卑下する言葉を発してしまいます。

(4)かまって欲しい

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「○○さんの△△なところって素敵だよね」→「そんなことないです、全然ダメです」→「いえいえ、お世辞じゃなくて本当に素敵です!」このように褒められたときに否定で返すと相手の褒め言葉は加速していくものです。

無意識でやっている場合も多いのですが、根底にはもっと自分にかかわってほしいという心理が働いています。

自己卑下が周りに与える印象

このような自己卑下してしまう人は、周りの人に次のような印象を与えてしまいますので注意が必要です。

(1)嫌味な人に見える

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自己卑下の言葉を返すことは「慎ましさ」という美徳として捉えることもできます。

しかし、そうした慎ましさも度を超えると嫌味と感じ取られてしまいます。

(2)卑屈な人に見える

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「だって」「でも」「しかし」のような否定言葉を多く使う人は卑屈に見えます。

自己卑下をする人は、「褒めてくれたって」「どうせ私なんて」のような否定的な表現を多用するため、卑屈な人に見えてしまうのです。

(3)近寄り難い

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自己卑下の感情が強くなり過ぎると、他者とのコミュニケーションが苦痛になり自分の殻に閉じこもってしまう傾向があります。

そのため自己卑下ばかりする人は、「近寄り難い人」という印象を与えてしまうのです。

自己卑下の癖を直す方法

ネガティブなイメージを与えがちな自己卑下。その癖を直す方法は4つあります。

(1)言葉の裏を読まない

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自己卑下をしてしまう人の中には、言葉の裏を読む癖がある人が多いです。つまり「褒めるなんて何か裏があるのではないか」「別の目的のために自分を良い気にさせているのではないか」といった猜疑心です。

自分は人の言葉の裏を読む癖がないかを点検し、心当たりがある場合は言葉のままの意味で捉えるよう意識してみてください。

(2)気負わない

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気負わないとは、格好をつけようとか見えを張ろうとしないということです。

人からどう思われるかを気にしなくなれば、褒められたら喜ぶという当たり前の反応が返せるようになります。

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