休校や休園が続き、おうち時間を過ごすことが増えた今。お子さんと一緒に、毎日何をしようかとお悩みの方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめしたいのが「押し花」づくり。時間がかかるイメージの押し花づ
30秒で「押し花」をつくる裏ワザ!用意するものは?
押し花をたったの30秒で完成させる裏ワザに用意するものは、こちらです。
【用意するもの】
・押し花にする花
・キッチンペーパーまたはティッシュペーパー...2枚
・厚紙やダンボール(電子レンジ内に入る大きさのもの)...2枚
・輪ゴム
・大きめのマグカップ
です。
押し花を短時間でつくる方法は、電子レンジを使うだけ!
押し花を短時間でつくる方法の工程をご紹介していきます。
1. 押し花にする花をペーパーに丁寧にはさみます。はさんだ形がそのまま押し花の仕上がりになるので、きれいに広げて並べてください。
2. 1を厚紙の間にはさみ、輪ゴムで固定するように留めます。
3. 電子レンジ(600W)に入れて上からマグカップで重しをし、30秒温めます。
4. 電子レンジから取り出して厚紙を取り、そっとペーパーを開いていきます。
◼︎注意点
・長く加熱しすぎると厚紙が焦げる可能性があります。加熱時間は必ず守ってください。
・できあがり時にペーパーを開くとき、ペーパーから花をはがすときは、形がくずれないよう、ゆっくり丁寧にはがしてください。
・葉書などに貼るときは、花びらは1枚1枚にしたほうが、ふくらみが出ず、貼りやすくなります。
30秒で「押し花」が完成! どうして短時間でできるの?
こちらが、押し花にする前の花の状態です。
裏ワザを使うと、時間をかけずに「押し花」に変身しました!
押し花は分厚い本などで重しをして、完成までに長時間かかるイメージでしたが、この電子レンジを使う裏ワザなら、このとおり30秒で仕上がりました。
オレンジ色の花は紫色に変わるなど、新しい発見も!
なぜ一瞬にして押し花ができるのかというと、電子レンジのマイクロ波による加熱が、花の水分だけを蒸発するためだと言われています。花から水分がなくなることで、きれいな押し花をつくることができるのです。
「押し花」アートで手紙を出そう!お子さんと一緒におうち時間を楽しめます
裏ワザで完成した押し花を使い、子ども達と一緒に「押し花アート」にチャレンジしてみました。
葉書や便せんに押し花をのせる位置を決めてもらい、押し花の上から透明シール(セロハンテープでもOKです)を貼ると、世界で1枚しかないオリジナルの押し花アートの葉書の完成です。祖父母や親戚、友達に「元気ですか? また遊ぼうね」のメッセージとと共に送ると、より心のこもった手紙になり、喜んでもらえること間違いなし! 帰省自粛のアナウンスが叫ばれる今だからこそ、手紙で思いを伝えてみるのもよいと思います。
※葉書に貼るときは、厚みが出ないように注意してください。
葉書のほかにも、押し花をしおりに貼ってみたり、クリアファイルに貼ってオリジナルオーナメントを作ってみたり、おうち時間の楽しみ方が広がりますよ。
母の日や誕生日などの記念日にもらった花束の一部をこのような形で残しておくのもおすすめです。
手軽な方法で押し花がつくれる裏ワザで、お子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
おうち時間が楽しく、充実したものになりますように。
文:グンジ カナ