(4)頑張りすぎてしまう
責任感が強くて「自分が何とかしなければ」と抱え込み、人を頼ることが苦手なタイプは、一人で頑張りすぎてしまう傾向があります。
人から頼まれると断らずに引き受ける、期待されると無理してでも頑張る、自分が辛くても人の相談に乗るといったことを続けていると、やがて限界がきてストレスフルになります。
(5)人と比較する
自分に自信があれば「自分は自分、人は人」と思いやすいのですが、自信がないと人と自分を比較することがあります。
そして多くの場合、人の優れている部分と自分のダメな部分を比べて「自分は不充分」と感じます。
SNSでの情報過多もあって、比較の結果、劣等感や嫉妬の感情が刺激されてストレスになるのです。
人間関係でストレスを溜めないために大事な2つのこと
ここからは、人間関係のストレスを軽減する2つの考え方を紹介します。
(1)自分の感情に責任を持つ
心理的なストレスの元になる感情は、誰かに無理やり感じさせられているわけではありません。自分が感じているものです。
何を感じるのかは自分が決めることができますし、感じている感情を変えることができるのも自分自身だけです。
「誰かのせい」にするのではなく、「なぜ自分はこう感じるのだろう?」と考えるとストレス状態を抜け出すヒントが見つかるでしょう。
(2)期待を手放す
人に対して「○○してほしい」「○○するはず」と期待していると、望みが叶わなかったときにがっかりして、まるで裏切られたように思います。
自分自身に対しても、「もっと頑張れる」「○○できるはず」と過度な期待をしていると、プレッシャーになりますし、できなかったときに自分を責めてしまいます。
過度な期待は手放して、人にも自分にも「今できていること」を見つけて肯定するようにすると、ストレスから解放されるでしょう。
簡単にできる5つのストレス解消法
ストレスは溜めないようにするのが一番ですが、いつの間にか溜まってしまうこともあります。そんなときに簡単に取り組めるストレス解消方法を紹介します。
(1)ストレスの元になる人から距離を取る
可能なら、ストレスの元となっている人から物理的に距離を取りましょう。SNSやネトゲでの関係ならば、そこからしばらく離れましょう。距離を取ることで、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。
また、否定的・批判的・攻撃的な人や環境から離れることも有効です。