目指したいのは「シンプルな暮らし」
ここ数年で、シンプルな暮らしに憧れ実践する人が増えています。2014年に出版された「フランス人は10着しか服を持たない」が大ベストセラーになったのは記憶にも新しいですよね。
今回は視点を変えて、ドイツと日本の両国で育った経験を持つ門倉多仁亜さんの著書から、ドイツ流のシンプルな暮らしを手に入れる習慣をご紹介したいと思います。
合理的で真面目で、日本人とも性格が似ているとも言われているドイツ人の習慣から、シンプルライフのヒントを探ってみましょう。
①管理するものを減らす
頭の中をいつでもスッキリした状態にするために、管理しなくてはならないものを極力持たないようにするのがドイツ流です。
例えば、クレジットカードやポイントカード。言われるがまま手にしてしまうと、お財布の中はパンパンに。お知らせメールを処理したり、期限がすぎたものを処分したりと手間が増えてしまいます。
管理すべきものを減らすことで、無駄に考えることが減り考えもシンプルになっていきますよ。
②必要な情報は1つにまとめる
情報の管理を徹底しているというドイツ人。何事も必要か不必要かを見極め、すぐに処理する癖がついているそうです。
必要だと思った情報はすぐに記録に残しておきましょう。レシピなども1冊のノートにまとめておくのがおすすめです。あれはどうするんだっけ?と迷ったり新たに検索したりする時間が減らせます。
③似合うファッションを知る
ドイツ人は、服でさほど迷わないそう。自分の似合うファションをしっかり把握していて、定番のスタイルを確立しているからなんです。これは、フランス人とも共通していることですね。
安いから、流行りだからと服を大量に買って、すぐにタンスの肥やしにしてしまうようではいけません。クローゼットの中はお気に入りだけで満たすようにしましょう。服で迷う時間もなくなります。