男性から人気のある「芯の強い女性」。そもそも芯が強いとはどういう意味なのか、芯が強い女性とはどんな女性のことを指すのか、なぜモテるのか……。芯が強い女性の魅力を恋愛コラムニストの浅田悠介さんに解説してもらいました。
「芯が強い女性が好きなんだよね」
よく男性って、こういうことを言いますよね。特に良い男ほど、その傾向があるかもしれません――なぜなんでしょう?
ここに恋愛の秘密が隠されているような気もしちゃいますよね。
今回のテーマは「芯が強い女性」です。
ちょくちょく聞くけど、いまいち曖昧な、この言葉について考えてみましょう。モテる秘訣が隠されているかもしれません。要チェックです。
芯が強いとは
シンプルに言えば「自分で考えて行動できる人」という認識でいいかと思います。
大事なのは、自分の揺るぎない価値観を持っていること。しっかり決断できること。周りの意見に左右されないこと。これぞ「芯が強い」といえます。
芯が強いって褒め言葉?
間違いなく褒め言葉だと思います。
むしろ自分の価値観を元に判断して動けるなんて――誰よりも大人ではありませんか。周りが「芯が強い」と言うとき、それはリスペクトを込めているはずです。
芯が強い女性と我が強い女性の違い
それでも「芯が強い」という言葉にネガティブな印象があるなら、それは「我が強い」と混同しているのかもしれません。この違いを知っておくのは、すごく大事なことです。
我が強いとは「自分が自分が!」という意識が強いことです。
極論、どんなときも「自分は正しい」といって譲らないイメージですね。周りの公平性などを無視して、どんなときも自分を目立たせたいのです。
一方で、あえていうなら「芯が強い」は「他人に譲ることを知っている強さ」だといえるかもしれません。
いろんな価値観を取り入れてもパンクしないだけの自分を持っているということです。
その上で、周りの意見に左右されず、自分の判断ができる人。そして行動もできる人。それこそ「芯が強い」人だといえるでしょう。
芯が強い女性の特徴とは
ここでは「芯が強い女性」の特徴について考えてみます。
ぜひ参考にしてみてください。周りの人と照らし合わせても面白いと思います。
(1)自分の価値観を持っている
第一に、揺るぎない価値観を持っていること。
価値観とは、生きてきた上で身につけた「物事の判断基準」です。
社会や、芸能人や、家族や、周りの人間がどう言うから、とは別にある、自分でどうするかを考えるための「自分だけの物差し」ですね。
芯が強い女性は、この価値観がしっかりできあがっているのです。
(2)周りの意見に左右されない
周りの意見に踊らされることもありません。
逆に周りの意見が気になるときは「自信がない(芯が弱い)」ときでしょう。
これが正しいといえるものがないから――それを判断する基準が育っていないから――周りの「これが正しいんじゃない?」に揺らいでしまうのですね。
周りの意見を、一意見としてだけ聞く、という姿勢も大事なのです。