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デキる社会人は使ってる[時候の挨拶]とは

ライフスタイル

メールや手紙の書き出しに入る「時候の挨拶」。うまく使いこなせると大人として素敵ですが、なかなか難しいですよね。そこで、国語講師で『美しい女性をつくる言葉のお作法』(かんき出版)著者の吉田裕子さんに時候の挨拶の使い方と例文を教えてもらいました。ぜひ参考にしてください。

12月前半

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書き出し

・師走の候
・寒冷の候
・冷たい空気が身に染みるこの頃
・街にはイルミネーションが見られるようになりました

12月後半

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書き出し

・年の暮
・年の瀬を迎え、いっそうお忙しいことと存じます
・年もおしせまり、何かと慌ただしいこの頃
・あっという間に年も暮れようとしております

12月の結び

・本年中にぜひお目にかかりたいですね
・気ぜわしい時期ですが、どうぞご自愛ください
・どうぞよいお年をお迎えください
※下旬以降、その年最後のやり取りであることを入れても良い

時候の挨拶を武器にして好印象のコミュニケーションを

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時候の挨拶は難しく感じられるかもしれませんが、初めての相手などに改まった形式に沿って連絡をすることができると、好印象につながります。

また、使い慣れてくると、自分なりの文面も思い付くようになります。季節感のあるタイムリーな時候の挨拶ができると、相手との血の通ったコミュニケーションのきっかけにもなります。

「面倒くさいもの」ではなく「メールや手紙での武器になるもの」と捉え直し、楽しみながら身に付けてください。

(吉田裕子)

※画像はイメージです

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