【②応急手当の道具】
出典:ソナエルワークス
・傷パッド
・三角巾
・包帯/テープ
・消毒液
・マルチツール(十徳ナイフなど)
・ビニール袋
「防災備蓄」の記事でご紹介したように、災害発生後3日間は人命救助が優先され、生き延びた人への支援は後回しになるので、応急手当の講習などを受講しておいてもいいでしょう。
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【③情報収集の道具】
・スマホ
・モバイルバッテリー(電池式)
・乾電池(100均でも3~5年持つ)
・ラジオ(電池式)
・ペンとメモ帳
・ハザードマップ
電池式ラジオは停電しても情報を得ることができます。また電池式の道具の電池のサイズは同じにしておくと使いまわしができて便利です(単3がおすすめ)。
【④飲食物】
・水
・食料
グッズのなかで水と食料がいちばん重くなります。多く持っていきたいところですが、背負って走って逃げるための非常用持ち出し袋です。重いと避難が遅れるので気をつけましょう。水は500mlを2~3本、食料はそのまま食べられるものを2~3食分でOK。
【⑤貴重品】
・現金、貴重品
・保険証、免許証のコピー
・思い出の品
詳しくは次の章の「素早く家を飛び出すための準備」のところでお話ししますが、ふだんから非常持ち出し袋に入れておくのではなく、逃げる直前に放り込むのがポイント。
これらを入れるためのスペースは確保しておきましょう。
非常用持ち出し袋は「1人1袋」必要?
マスターバッグを作っておく方法も
家族全員が共通して使うものがあれば(例えばラジオなど)、マスターバッグのような全部入りの袋を用意して、家族の中でいちばん力のある人がそれを持ち、メガネや常備薬などは個々に持つというやり方もOKです。
赤ちゃんがいる場合はマザーズバッグを参考に
ふだんから持ち歩いているマザーズバッグに入れているものが、そのまま我が子に必要なものになります。いつものマザーズバッグの中身を参考にしたり、マザーズバッグをもう1セット作っておくという考え方でもいいでしょう。
非常持ち出し袋を持って、家を素早く飛び出すための準備
ポケットは1つ空にしておき、直前に貴重品を放り込む
逃げる直前に貴重品を放り込んでおくためのスペースです。パンパンだと中に入れるのに手間取るし、入らなければ手に持って逃げるハメに。
もしポケットがなくても、開けてすぐに入れられるスペースがあればOK。サッと入れて素早く移動開始できるようにしておきましょう。
ただし、1分1秒を争う場合は、貴重品も持たずにすぐに逃げましょう!
だからといってふだんから非常用持ち出し袋に入れておくのは防犯上NG。空き巣が大喜びします!