駅から見えるパブリックアートが出現!
東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、水に入るミュージアム。2018年のオープン以来、180万人以上が訪れた大人気スポットです。
裸足になって進む館内は光や水、音にあふれ、普段は意識しない五感をフル稼働させながら楽しむことができます。
鏡と光で構成された空間に入れば、もうそこは宇宙。時間や空間の感覚がダイナミックに拡張していく、不思議な感覚を味わえます。
そこに7月16日、新たな作品『空から降り注ぐ憑依する滝』が加わりました。
こちらはミュージアムのエントランス外に設置してあり、入場しなくても体験できるパブリックアート。巨大な柱に映し出された光の点が線となり、滝のように降り注ぎます。
人が近づいたり、柱に触れたりするとその流れが変化し、一瞬たりとも同じ状態になることはないという“諸行無常”な作品です。
ゆっくり楽しむなら今が狙い目!
そんなチームラボプラネッツですが、徹底した新型コロナウイルス対策を実施。もともと入館は事前予約制ですが、その人数をさらに制限してソーシャルディスタンスを確保できるようにしているそう。
そのおかげで、各作品をゆっくり楽しむことができるんです。
鯉が弾けてひまわりに!
こちらは水の中に入って楽しむ『人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity』という作品。水面に映し出された無数の鯉が鑑賞者にぶつかると、パッと散って向日葵に変化します。
鯉の動きを観察していると、実は人の周りを回っていたりと、じっくり鑑賞できる今だからこそ気づけるポイントも。花も季節によって代わり、この向日葵が見られるのは8月2日までなのだそう。
ほかにも、触れると色が変わる大きな球体が詰め込まれた作品やドームの天井から花が降り注ぐ作品など、感性を揺さぶるアートを文字通り、頭からつま先まで体感することができます。
生活スタイルの変化でストレスを感じがちな今、心に栄養を与えてくれるのがアート。体調管理、安全対策をしたうえで、ぜひ遊びに行ってみて下さい。
※外出する際は混雑する時間を避けるなど、感染予防を心がけてください。