(1)言語化できていない気持ちがある
もやもやしている時は、言語化できていない気持ちが何かあるものです。
例えば彼氏の言動が気になっていたとしても、自分の気持ちを抑えてしまって本音を伝えることができないでいると、「彼氏に私の気持ちを察してもらえない」というわだかまりを抱えてしまうことになります。
ネガティブな気持ちを言語化せずに溜め込む癖があると、もやもやを抱えやすくなります。
(2)思い通りにいかないことで自分にだめ出しをしている
仕事が思うようにできない、恋愛が成就しない、周りになじめず疎外感を感じているなど、思い通りにいかないことで自分にがっかりして、だめ出しをしてしまったりすると、悔しさや悲しさ、惨めさなどの感情が膨らんでいきます。
そうして行き場を失った感情が、もやもやの原因となるのです。
(3)他人からの評価を気にしている
他人からどう思われるかを気にし過ぎていると、もやもやすることが多くなります。
「あの人どう思ったのかな?」「嫌われていないかな?」と、他人からの評価によって自分の価値がぐらぐら揺れてしまいます。
(4)単調な毎日に満たされない思いを抱えている
変化することを恐れていると、今の状態に満足していなくても現状維持をしようとします。
毎日が同じことの繰り返しでつまらなく感じていても、「そうはいっても新しいことをするのも怖い」「自分にはできない気がする」と思っていると、満たされない気持ちが膨らんでもやもやしてきます。
もやもやを解消する方法
では、心のもやもやを解消するためにはどうしたら良いのでしょうか?
もやもやを解消する方法を5つ紹介していきます。
(1)自分の感覚や感情を否定しない
もやもやしているということは、抑圧された感情があることを意味しています。
例えば、職場の同僚の言動にもやもやしたとします。
本当は怒っていたとしても、物分かりの良い人であろうとして、「あの人も悪気はないんだし」などと自分の気持ちを置き去りにしたまま相手を優先しようとすると、それがもやもやの原因になります。
「そっか、私、あんなこと言われて嫌だったんだ」と、まずは自分の気持ちを受け入れてあげましょう。
その上で、相手の事情も理解しようにすると、心のバランスが取りやすくなります。
(2)本音を紙に書き出す
もやもやした感覚は、言語化することで整理されやすくなります。
大きな紙を用意して、そこに思っていることをどんどん書き込んでいきましょう。
この紙は誰にも見せませんし、書き終わったら捨てるので、書いている内容が矛盾していても、文章の流れがおかしくても、字が汚くても全然構いません。
もやもやした感覚がなくなるまで、全てを吐き出すつもりで思いつくままに書いていきます。
すると、「私、こんなこと思っていたんだ!」と自分でも驚くような本音が出てくることも多いです。