しかし、具体的な事例で伝えると、聞き手は自分たちの問題として共感して聞くことができ、理解度も高まるのです。
「例えば、~」「身近な事例を申し上げますと、~」というフレーズがさっと出るまで、実際の伝える場面でこのフレーズをどんどん使ってみて、口癖のようにすることです。
そうすることで、普段から問題意識を持ったり、事例を発見したりする習慣も身に付くため、一石二鳥です。
「伝える力」とは誠意の結晶
情報を伝達したり、共有したりすることは毎日のように必要になってきます。
ちょっとした連絡や相談にしても、その内容をどのように伝えるかには、さまざまな技術も必要になってきます。
今回は「せつめいよこれ」という伝える力を鍛える7つのトレーニングとそのポイントを紹介しました。
相手に分かってもらう努力と工夫を「誠意」と呼びます。
相手とのコミュニケーションをより円滑にするためにも、ぜひ誠意ある伝え方を身に付けてみてください。
(櫻井弘)
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