大阪名物「肉吸い」を知っていますか?
テレビで芸人さんが紹介して人気が広まった「肉吸い」は、出汁がきいたスープに牛肉やネギなどを入れた大阪のソウルフードです。醤油と出汁の香りにつられて、二日酔いでもぺろりと食べることができるんです。
肉吸(にくすい)とは大阪の料理であり、わかりやすく言えば、肉うどんからうどんを抜いたもの。かつおや昆布等を使ったシンプルなスープに、たっぷりの牛肉と半熟状態の卵が入っている。
〈材料〉2人前
牛肉薄切り 100g
水 600cc
日本酒 大2
みりん 大1
白だし醤油 大3
青ねぎ 1本
七味唐辛子 お好みで
〈作り方〉
(下準備)
・沸騰したお湯に牛肉を入れ、再び沸騰するまで湯がきます。沸騰したらざるに上げておきます。
・青ねぎを5mm幅で斜め切りにしておきます。
①鍋に水、日本酒、湯がいた牛肉、みりん、白だし醤油を順に入れ中火で沸騰させます。
②沸騰したら弱火にして10分煮ます。
③お椀によそい青ねぎを入れ、お好みで七味唐辛子をふって完成です♡
ここがポイント!
アクと臭みはしっかりとります
牛肉のアクや臭みが残ってしまうと、せっかく出汁がきいたスープもえぐみが出てしまいます。沸騰したお湯の中で牛肉をしっかり湯がき、アクと臭みを落としましょう。
弱火でじっくり10分煮ます
湯がいた牛肉を調味料と合わせたら、弱火で10分煮ていきます。スープの中に牛肉の旨味がゆっくり溶け込んで、味わい深い出汁のスープができあがります。
出汁と牛肉の旨味に、ほっと一息♡
肉吸いの中に豆腐や半熟卵を入れたりするのもおすすめです。疲れていて食欲がわかないときも、醤油と出汁がきいたスープを口にすれば元気になれそうです。ぜひお家で大阪の名物を楽しんでみてくださいね♡