子供は可愛いけれど、いつもどんなときも可愛いというわけにはいかないのが育児ではないでしょうか。赤ちゃんの頃は寝不足が続き、こんなことでイライラしてしまうなんてと思ったり、大きくなればなったでいたずらも増え怒ってしまう日々。イライラモードから平常心に切り替えたいときに試してほしい方法をご紹介します。
① 一旦その場から離れてみる
特にお子さんが小さければ小さいほど、ママは赤ちゃんから離れられないこともあり、頑張らなきゃと思いやすくなります。もちろん頑張ることは素敵なことですが、イライラモードのときに更に頑張ろうとすると空回りしやすくなります。イライラしていると感じたときは、赤ちゃんの安全を確保した状態で一度別の部屋に5分だけ閉じこもってみたり、トイレに入ってみると良いでしょう。ママになった途端「1人の時間」を持つことが難しくなっているはず。赤ちゃんと少し距離を置くだけで心が冷静になるはずです。元気チャージ出来たら笑顔で赤ちゃんのところへ戻ってあげましょう。
②SNSなどを活用してみる
今はSNSが当たり前の時代。いつでも誰にでも気軽に連絡がとれます。ママ向けアプリを活用して相談や愚痴を言うのも良いでしょう。もしくは次のショッピングではこれを買おうとお洋服を選ぶのも良いかもしれません。便利な時代ですが、一方で見たくないものも簡単に目に入るようになりました。友人が楽しそうに旅行に行っている写真や飲んでいる様子などはイライラしているときには見ないほうが良いですよね。使い分けをしながら活用することをオススメします。
③ご褒美タイムを設ける
子供を産むと子育てはして当たり前になります。正しいのですが、ママだって褒められたいものです。イライラしちゃったけど頑張って1日を終えたときには、ママだけのご褒美タイムを過ごしましょう。デザートを食べるのも良いですし、香りの良いフェイスマスクで保湿するなど美容タイムにしても良いですね。大好きなマンガをゴロゴロしながら読んでみたり、何もせずぼーっとするのも良い時間です。誰にも褒められなくても、自分で自分をめいっぱい褒めてあげることが大切です。いつだって自分が最強の味方でいられると良いでしょう。
④ 呼吸へ意識を向ける習慣をつける
ママになってから自分のことは後回しのクセがついているかもしれません。しかしイライラしてしまうときはご自身からのSOSのサインです。軽くまぶたを閉じて深呼吸を行ってみましょう。約7~8秒ほどかけて吸って、同じくらいの時間をかけて息を吐ききります。吐く息と共に強ばっていた身体もだんだんとリラックスしていくでしょう。深呼吸はイライラしたときだけでなく、日常から取り入れてほしいものです。お子さんと遊んでいる最中に少し意識して長い呼吸を行ってみてはいかがでしょうか。
イライラしたことで自分を責めないで
産後はホルモンバランスの乱れもあり、イライラしやすくなると言われています。今までだったらこんなことでイライラしなかったのに、常に穏やかなママでいたいのにと悲観してしまうかもしれませんがその必要はありません。子育ては長期戦です。どうしたら自分の心が平常に戻るのか、色々な面から探ってみてはいかがでしょうか。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了