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京都の寺院共存型ホテルで「朝のお勤め」を体験してみた![御朱印女子の宿泊レポ]

旅行・おでかけ

まもなく紅葉の時季を迎える京都。豊臣秀吉によって町中のお寺が一つの通りにまとめられた四条河原町の「寺町通」に、2020年9月28日、「浄教寺」と一体化した新ホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」が誕生しました。 570年の歴史をもつ「浄教寺」で貴重な「朝のお勤め」も体験でき、参加者は御朱印も授けてもらえるそう!普通のホテルでは味わえない、京都の歴史を感じる宿泊レポをお届けします。

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朝御膳「光明」2000円のメインは、「お茶漬け(鯛・野菜天ぷら)」。デザートは「宇治抹茶と黒ゴマのプリン〜梅杞の実と大納言の黒胡麻ソース〜」

ホテルステイのお楽しみの一つといえば、朝ごはん!ミシュラン掲載実績のある福岡県・糸島発の和食の名店「僧伽小野 京都浄教寺」(ホテル2階)でいただきます。福岡本店に次ぐ2号店として、このたび県外初出店を果たした注目店です。

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「天ぷらと鯛茶づけ」

メイン料理は「僧伽ちらし」「鰻の玉子とじ」「鰻のかぶら蒸し」「天ぷらと鯛茶づけ」の4種類から一つを選択するスタイル。それぞれデザートも異なるので、どれにしようか朝から真剣に悩んでしまいました!

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朝御膳「紫雲」2000円のメインは「僧伽ちらし」と「冷やし蕎麦」。デザートは「ほうじ茶のブランマンジェ〜湯葉のシロップ漬け〜」

イチオシは、季節野菜を約20種類ちりばめたメイン料理「僧伽ちらし」を含む朝御膳「紫雲」。浄土の世界観を表現した色鮮やかな見た目と野菜の旨み・深みを堪能できます。

もう一つの朝御膳「青蓮」2000円のメインは、鰻料理(鰻のかぶら蒸し or 鰻と牛蒡の玉子とじ)。デザートは「紫黒米のムース~宇治抹茶ソースわらび添え、カカオニブと~」です。この店の料理長は船場吉兆で腕を振るった経験もあり、鰻、スッポン料理が得意なのだとか。鰻は季節に合わせて一番美味しいものを提供しているので、気になる人はこの「青蓮」を選んでみるのもアリかと。

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目覚めの煎茶は福岡の「八女茶」。フレッシュな苦味により頭が一発でシャキッ!

いずれの朝御膳も、生麩や九条葱、湯葉、宇治抹茶など京都の食材を使い、お寺の精進料理や福岡の郷土料理の要素も取り入れたプレート形式です。共通で、「浄教寺のお椀」「胡麻豆腐」「本日の焼き魚」「生麩田楽」「牛蒡有馬煮」「前茶葉の菊花白和え」「ご飯のお供3種」など、これでもかと小皿がついてくるので朝からワクワク!

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「浄教寺のお椀」は「湯葉と九条葱の味噌汁」(写真)か、「厚揚げの粕汁」から選べます

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朝御膳「光明」のデザート「宇治抹茶と黒ゴマのプリン〜梅杞の実と大納言の黒胡麻ソース〜」

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「本日の焼き魚」「生麩田楽」など

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「ご飯のお供3種」は、ちりめん山椒、湯葉明太子、西利の京漬物

レストランは宿泊者以外も利用できます。昼食ではミシュラン掲載店「赤間茶屋 あ三五(あさご)」直伝の手打ち蕎麦などを、夕食では料理長こだわりのすっぽん料理をはじめ、鰻やハモなど旬の食材を用いたコース料理などを楽しめます。

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夕食の一例

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70席、個室もあり。レストランでは10月に始まったGoToトラベル「地域共通クーポン」も使用可能

「朝のお勤め」参加者限定のオリジナル御朱印

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ホテルのオープンとともにスタートした御朱印に、ご住職も「しっかり練習しました!」と胸を張ります

2日間、京都観光もしっかり楽しみ、早くもチェックアウトの時間(~11時)。忘れてはならないのが、「朝のお勤め」に参加した宿泊者だけが手にできるオリジナル御朱印です。事前に渡していた御朱印帳を、キーを返す際にフロントで受け取りました。

いったいどんな御朱印なの~⁉

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