入手困難な「どら焼き」と聞いてレーダーが作動した人はとにかく要チェック!このどら焼きを知らずして、どらやき好きは語れません。これでもかという餡のボリュームと生地のしっとり感。東京三大どらやきの候補として名が高い「清寿軒」をご紹介します。
入手困難な東京三大どらやきが話題に!
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みなさんは「東京三大どらやき」をご存じでしょうか。どこも名立たる老舗のお店。東京在中の人は知っておかなくてはいけません!上野「うさぎや」、浅草「亀十」、東十条「草月」。東京観光予定の方も、覚えておいて損はありませんよ。
おや?「ちょっと待ったーっ!」という声がどこからか聞こえてきました。なになに?「人形町の『清寿軒』」……そうでした。東京三大どらやきといえば、先ほどの3店舗以外にも必ず出てくる推し店を忘れていました。
というわけで今回は、売り切れ必至、入手困難な東京三大どらやき選手「清寿軒(せいじゅけん)」をご紹介します。
人形町「日本橋和菓子屋 清寿軒」
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「日本橋和菓子屋 清寿軒」は、日比谷線・都営浅草線「人形町」A5出口から数分。レンガ調のビルの1階にひっそりと佇んでいるような、落ち着いた雰囲気のお店です。看板に堂々と掘られた店名からは老舗の貫禄を感じますよね。
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引き戸を開けて中に入ると、下町情緒あふれる雰囲気が漂います。沢山のお客さんを迎えてきたであろう趣のあるショーケース。中には詰め合わせの商品や単品のどらやき、お饅頭等の見本がずらりと並びます。
江戸時代から続く老舗のお店は、明治・大正・昭和と続き、今でも親から子へ受け継がれているように、多くのファンが絶えず訪れています。お祝い事や手土産として重宝される、信頼度の高いお店です。
「小判」はあんこの密度がたまらない!
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「小判」は清寿軒の顔ともいえる、マストバイのどら焼きです。通常どら焼きは、2枚の生地で餡を挟んでいますよね。しかし、清寿軒の「小判」は1枚の生地で、たっぷりの餡を挟んでいるオリジナルスタイルなのです。
生地はしっとりとした仕上がりで、口当たりが抜群。たっぷりの分厚いあんこを1枚で包みこめるほどのしなやかさを持っています。お店自慢の餡は、北海道十勝産が使われる厳選素材。毎日3~4時間かけて手作業で丁寧に煮込まれる餡は、小豆の風味が活かされた上品な甘さです。丁寧に丁寧を重ねて作られる、究極のどら焼きといえるのではないでしょうか。
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「大判」は「小判」と同じ素材の大きいバージョンです。実は、「大判」はちょっと大きい、という人向けに作られたのが「小判」。小さいけれど、餡を惜しみなく入れたいという7代目の想いから、ボリューム満点に。そして「小判」の方が餡の密度がしっかりしてて人気となったようです。
とはいえ、大判の場合は生地の風味やしっとり感を存分に堪能できるので、小判と一緒に買う人も沢山いる欠かせない逸品となっています。
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150年以上の歴史を持つ、老舗の信頼度は底知れず。「清寿軒」の人気は全国区で、東京といえばのおみやげに、親世代からのリクエストがたくさんあるようです。そうして味の感動が受け継がれていくんですね。口コミには「しっとり」と「上品な甘み」がキーワードのように書かれています。
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たっぷり、ぎっしりの餡に感動する人がたくさん!「小判」は食べやすいサイズなので、お店で単品購入をして外ですぐに食べるという、食べ歩きスタイルも定着しているようです。餡パンチをくらうかのような衝撃的なおいしさ。覚悟していざ実食!
朝9時には行列ができることも…
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なんと、人気すぎて朝の9時には行列ができることも。開店後すぐに売り切れてしまうこともあるため、12時から午後の部の販売があります。どんなに並んでも食べる価値を感じる「どら焼き」。そのおいしさ、一度は体験してみたいですよね。