お鍋やハーブ、食器類まで美しく、見える収納を実現してくれるペグボード。さまざまなサイズや色、材質のものが手に入るようになり、簡単に取り入れられるようになりました。賃貸でも壁を傷つけずに使うことができるんですよ。
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壁掛けインテリアの強い見方「ペグボード」
限られたスペースを有効に活用し、海外のインテリア雑誌のような見せる収納を叶えてくれる「ペグボード」をご存知ですか?「有孔(ゆうこう)ボード」「パンチングボード」とも呼ばれている、均一にたくさんの小さい穴があいているボードです。この穴を利用してフックや棚を取り付けることで、無限にアレンジできる収納&インテリアスペースができあがります。
ボードのサイズや色、穴の間隔などはさまざまなバリエーションのものがインターネットやホームセンターで販売されています。もちろん、購入してから自分でペンキを塗ったりカットしたりしてアレンジすることもできます。
キッチンや玄関、デスク前など設置する場所や目的に合ったものを選んで、気分が変われば色を変えたり棚やフックの位置を変えるのもとても簡単。壁に穴を空けたりしづらい賃貸マンションにお住まいの方でも自由に壁掛けインテリアを楽しめます。
どんなものがどこで買える?
ペグボードの素材はベニヤ板、プラスチック、金属、コルクなどがあります。ボードや穴の大きさもさまざまなので、お部屋に合うものをじっくり探してみるとよいでしょう。
フックや棚なども含め、多くのものがインターネットで手に入りますが、実際に物を見てみたい方はホームセンターなどで確認するとよいでしょう。また、小さなものなら100円均一ショップでも手に入りますよ。
ペグボードの取り付け方
1. 専用の取り付け金具を使って
ペグボードは、フックを引っ掛けて利用するのが一般的なため、取り付ける際、壁との間にある程度のすきまを空けておく必要があります。そのときに役立つのが、隙間を開けて四隅を固定できる専用の金具です。先はねじのようになっているため、壁に穴が開いてしまっても問題ない場合は、この金具を使うとしっかりと固定できて重い物をかけても安心です。
2. 木枠を使って設置
大きめのペグボードはこのように同じ大きさの木枠を先に取り付けてからそこにかぶせるように設置すると安定感が増します。木枠を壁に打ち込むことになるため、こちらも木の壁で、穴を開けるもOKの場合に使えます。
3. ピラーブラケットやディアウォールを使って
賃貸や石膏の壁のため穴が簡単に開けられないというときはピラーブラケットやディアウォールという作り付けの柱を取り付け、そこにペグボードを取り付けるとよいでしょう。壁に限らずお部屋の真ん中においてちょっとした仕切りにすることもできます。
4. 家具の横や裏に固定する
タンスの裏や冷蔵庫の横など、ちょっとした空きスペースも上手に利用してペグボードを固定するとディスプレイとしても美しい収納スペースになります。
5. 壁に立てかける
そんなに重いものを掛けない場合は棚やデスクを土台にして壁に立てかけるだけでもよいでしょう。デスクの上をすっきりと片付けられるし、必要なときには必要な物をすぐに取り出せます。動かしたければすぐに動かせるのも便利です。
まずはペグボードを試してみたいという方や、すぐに引っ越しするかもしれないという一人暮らしの方などはこんな使い方から始めてみてもよさそうですね。
フックやダボをうまく利用しよう
ペグボードが設置できたら、さまざまな形や大きさのフック、ダボと呼ばれる木の小さいバーをとりつけてみましょう。フックにカゴをつければたくさんのものが収納できるようになりますし、ダボに直接いろいろなものを引っかけてもおしゃれな見せる収納になりますよ。このフックやダボで、ペグボードの使い方が無限に広がるでしょう。
道具は100円均一ショップやホームセンター、インターネットショップで販売されています。アイデアを絞っておしゃれなアレンジを考えてみてくださいね。
ペグボードの活用アイデア5選
壁掛けでキッチン周りを整頓
キッチンにペグボードを取り付けると、空きスペースもおしゃれに有効活用することができます。フライパンやお玉などをかけたり、自由にデザインしてみましょう。取り出しやすく片付けやすいからお料理も楽しくなります。
引き出し収納の仕切りにもなる
引き出しの底に合うサイズにカットして敷いて、お皿の大きさに合わせて長めのダボを通すとお皿がきっちり固定できる仕切りにもなります。大きさがバラバラできれいに収納するのが難しいお皿も、この方法だったらきちんと収納できそうですね。