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[11/16〜11/22の運勢]11月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のさそり座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

痙攣に身を委ね

今週のさそり座は、日常に亀裂を入れて、未来と過去から切断された今この瞬間のスパークを回復させていこうとするような星回り。

ふだん、目的と手段の関係にとらわれた日常生活を送っている私たちにとって、2007年に発表された東京事変の「閃光少女」は、その疾走感あふれるサウンドや特徴的な歌声だけでなく、その歌詞もまた強烈な光を投げかけてくるようです。

例えば、惰性で延長された未来が否定されたり、現在まで引きずるような過去を否定したり…。あくまで今日というこの一瞬を「新しく」生きることの必要性が訴えられています。ただし、ここでの現在は、何か目的のための手段ではなく、役には立たないけれどそれ自体で生き生きと力に満ちている現在です。

「呼吸が鼓動が大きく聴こえる」一瞬一瞬のなかで、「まとないいのちを/使い切っていく」くらい何かに夢中になっていくこと。今週のあなたもまた、「今日現在(いま)がどんな昨日よりも好調」であるように、悔いなく思いきり一日一日を使い切ってみてください。

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今週のいて座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

大炎を咲かせる

今週のいて座は、支えられるばかりでなく、自分自身もまた支え手や担い手にならんと覚悟を新たにしていくような星回り。

「松明あかし」とは、福島県須賀川市で毎年初冬に行われる400年以上続く伝統的な火祭り。若衆たちに担がれた長さ10メートル・重さ3トンの巨大な松明が火柱となって燃え上がる光景は圧巻であり、もともと戦国時代に伊達政宗率いる軍が須賀川城を攻め落とした合戦で、多くの命を落とした兵たちの霊を弔うために始められたとされています。

今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、無観客にて関係者のみで行われるそうですが、こういう時ほど、長い歴史の中で連綿と続いてきた伝統も、それを大切に思い受け継いでいこうとする人があっての伝統であり、それは一人ひとりの人間が欠けても成立しなかったのだということを、改めて痛感するのではないでしょうか。

今週のあなたもまた、独立し分離した個人としてよりも、大きな生きた全体の一部としての自分自身を深く感じていくことができるかもしれません。

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今週のやぎ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

足を止めてはいけない

今週のやぎ座は、好きにさまよい人に語りかける遊歩者としての歩みを、力強く前へと進めていくような星回り。

人間の理想的な状態は文明や社会の中にではなく、自然の中にこそあると説いたジャン=ジャック・ルソーは、『孤独な散歩者の夢想』の中で「わたしが集中できるのは歩いている時だけだ。立ち止まると考えは止まる。わたしは精神の足がともなう時だけ働くようだ」と書いていました。

おおっぴらに外出したり街を歩くことさえしづらくなっている昨今の状況を鑑みれば、こうしたルソーの言葉は、多くの都市生活者に対して警鐘を鳴らすものとして響いてくるのではないでしょうか。

好きなところを歩き回る自由を奪われることは、自分の頭で考える自由を喪失することに他ならず、自身の言動を振り返ることのできる人であれば、私たちは知らないうちにみずから両者の自由を放棄してしまうことすらあることを知っているはず。あなたも少なくとも自分だけは周りの人間の自由を奪ったり制限したりするのではなく、むしろその逆の言動をしていけるよう心掛けていきたいところです。

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