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みかんの3倍のクエン酸?お疲れ女性に「ゆず湯」のすすめ

美容

冬の味覚のひとつである"ゆず"の上品な香りを嗅ぐと、また寒い季節が来たなと感じられる方も多いのではないでしょうか。ゆずは、古くから「冬至の日にゆず湯に入ると一年中風邪をひかない」と言われています。ゆず湯には血行を促し、からだの芯から温める効果があることからだそうです。また、皮や果肉まで栄養が豊富なゆずは、美容にも健康にも◎!そんな今が旬なゆずの魅力をご紹介します。

ゆずには女性に嬉しい栄養素がいっぱい

ゆずの果汁や果皮には多くの栄養が含まれています。柑橘系はビタミン類が多く含まれていますが、その中でもゆずに含まれるビタミンCの量は、柑橘系の中でもトップクラスと言われています。なんと、ゆずにはレモンの2倍、リンゴの40倍のビタミンCが含まれているといいます。ビタミンCは肌の保水性を高め、乾燥する肌の予防や、肌を守るバリア機能の効果が期待できます。お肌にとても良い働きをもたらしてくれます。

また、ゆずにはみかんの3倍のクエン酸が含まれているといわれており、疲労回復や整腸作用に効果が期待できます。

ゆずの香りには、スッとした爽やかさと、ホッとするような癒しを感じられるかと思います。ゆずの香りのもととなっている2つの成分リモネンとシトラールに注目です。リモネンには、皮膚に膜を張る作用があることから、肌の水分を蒸発させないための保湿効果があります。この時期、冷えで悩む方が多いですが、ゆずの皮に含まれるリモネンには血行を良くする働きがあり、冷え解消が期待できるといわれています。またシトラールは、気分をリラックスさせる効果が期待できます。

ゆずには女性にとって嬉しい栄養素が含まれていて、キレイなカラダづくりをサポートしてくれる食材なんです。

ゆず湯にはいって、心身ポカポカ温めよう

一年のうちでもっとも夜の時間が長いといわれている冬至の日に、湯船に浮かべて"ゆず湯"を生活に取り入れてるのもおススメです。

ゆずに含まれているビタミン類は、実の部分よりも外側の黄色い皮の部分に栄養素を多く含んでいます。ゆずを浴槽に入れることで、ビタミン類が果汁・果皮両方から湯に溶けだすので、より栄養を吸収しやすくなります。

ゆず湯には肌を保湿したり、香りでリラックスさせるほか、血行を促進して冷え性を緩和したり、カラダを温めて風邪を予防するなど、健やかに冬を過ごすための秘訣が詰まっています。

ゆずは、実るまでに長い年月がかかるので、「長年の苦労が実りますように」との願いも込められているようです。心身を整え、新しい年を気持ちよく迎えために、旬な"ゆず"を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ライター/佐藤舞

豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。

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