2. 歯ブラシを使い排水口を掃除する
「排水口のヌルヌルが気になる場合は、ハイターをかけてからブラシで擦りましょう。ハイターを扱うため、作業するときはゴム手袋の着用を忘れずに!
排水筒の長さはご家庭によって異なるので、掃除しやすい長さのブラシを100円均一ショップやホームセンターなどで見つけてみてください。もちろん使用済みの歯ブラシでも代用できますよ。
排水口は一度擦って洗えば、その後はキッチン泡ハイターを定期的に吹きかけるだけでキレイな状態を保てますよ」
3. あみたわしでシンクを洗い流す
「2分経ったら、あみたわしでキッチン泡ハイターを洗い流します。
あみたわしは100円均一ショップのものを使っています。やわらかいのでシンクにキズがつきにくいうえに、布のような形状なので細かいところも洗いやすくてお気に入りです。
このあとにクエン酸を使って水垢を落としていくので、ハイターのような塩素系の洗剤はしっかり落とすようにしてくださいね。
洗い流しが不十分だと塩素系洗剤とクエン酸が混ざり、有毒なガスが発生する危険性があるので注意しましょう」
4. 蛇口まわりにクエン酸をかけラップする
「次は水垢がこびりつきやすい蛇口まわりを掃除していきます。水垢には酸性のクエン酸がおすすめです。
蛇口まわりにスプレーを吹きかけたら、ラップを巻きつけます。ラップはのちの工程でたわし代わりに使うので、重要なアイテムのひとつです」
5. ラップをたわし代わりにして擦る
「ラップを外し、擦って水垢を取りましょう。水垢は固まりなので、擦ってあげることでしっかりと落ちていきます。
ラップの利点は洗剤を吸収しないうえに、そのまま丸めて使えば、たわし代わりになります。
ただし、掃除中は落ちたように見えても、乾くと浮き出てくるのが水垢のやっかいなところ。クエン酸をかけ、ラップで擦る作業を何回か繰り返すことをおすすめします」
6. 洗い流したら乾拭きする
「クエン酸を洗い流したら、マイクロファイバーぞうきんで乾拭きして仕上げます。水垢を作らないコツは、しっかり水滴を拭き取ることです。
マイクロファイバーぞうきんは毛足が長く吸水性に優れているので、水滴を手早く拭き取れ、時短につながります。磨きあげれば、まさにプロ級の仕上がりに」
7. 排水口にパイプクリーナーをかける
「排水口の臭いが気になる方は、最後にパイプクリーナーを使い掃除しましょう。
臭いのもとは壁やゴミ箱などさまざまありますが、換気しても臭いが収まらないときは排水口が原因の場合が多いです。
パイプクリーナーはどんなものでも構いませんが、私はイージムパイプクリーナーを好んで使っています。酵素の力で汚れや臭いを分解するので、環境にも人にもやさしい洗剤なんです。通販で購入できるので、よろしければ検索してみてください」