ずっと愛され続けてきた「くらわんか碗」
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江戸時代よりずっと人々に愛用されてきた「くらわんか碗」。その素朴なフォルムがなんだかほっこりすると、今、ひそかなブームを呼んでいるんです。手になじみ、使い勝手のよい「くらわんか碗」は、普段使いにぴったりなんですね♪
「くらわんか碗」って何?
「くらわんか碗」とは、江戸時代にご飯やおかず、お酒などを入れるために使われてきた、普段使いのうつわのことです。長崎の波佐見焼(はさみやき)、愛媛の砥部焼(とべやき)、大阪の古曽部焼(こそべやき)などが「くらわんか碗」として使われていました。
もともと「くらわんか碗」は、江戸時代に淀川の商人が、ご飯、汁物、お餅、お酒などの食べ物を売る「くらわんか舟」で使用されていたものなので、舟の上でも安定するように重心が低く、どっしりとしたフォルムが特徴なんです。
壊れにくく安定し、そのうえ手にフィットするデザインなんです。それでは、そんな「くらわんか碗」の商品をいくつか紹介していきましょう!
おすすめの「くらわんか碗」5選
▶1. 波佐見焼 ボーダー柄茶碗
ご飯を入れてテーブルに置くだけで"粋"に見える、美しいストライプ模様のお茶碗。重心は低く、高台は広めで、手にしっかりおさまる形をしています。
落ち着いた風合いの藍駒(藍色)と、高級感のある朱駒(朱色)があり、藍駒より朱駒のほうが少し小さいので、2つ揃えて夫婦茶碗にするのもすてきですね♪
▶2. 波佐見焼 グラデーション茶碗
ほっこり温かみのある青と赤のお茶碗。茶碗の外側だけでなく、内側も2層になっているんですよ。どこか懐かしくぬくもりを感じるフォルムは、くらわんか碗ならでは。こちらも青より赤のほうが少しだけ小さいので、ぜひペアで使って欲しいですね。
▶3. 波佐見焼 青丸紋くらわんどんぶり
こちらはインパクトのある大きな青丸紋柄のどんぶりです。やさしくてあたたかい手描きの大きな丸紋が、食卓に和みを与えてくれそうです。直径16センチとお茶碗より大きめですが、しっかり掴めて安定感バツグンです♪