安く手に入る上、ビールにぴったりな鶏テールの「ぼんじり」。焼き鳥屋さんや居酒屋の定番でもありますが、下処理さえ覚えておけばおうちでもかんたんに料理できますよ!そこで今回は、ササっと作れておいしいぼんじりのオススメレシピを15点ご紹介します。
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油壺を取ろう!ぼんじりの下処理について
①ぼんじりの表面に残っている羽や毛を、毛抜きなどできれいに取り除きます。
②ペラッとめくれているような部位があり、そこから少しへこみがあるので、そのへこみに沿って切りこみを入れます。すると、黄色く臭みのある油壷が現れます。油壺はとても脂っこく、くさみも強いので、指で下から上に向かってくり抜いてしまいましょう。
油壺は別にネギやショウガと一緒に煮て、臭みを消せば食べることもできます。煮汁はダシとして利用してもOK。
③包丁の先で、骨を取り除けば完成です。
ぼんじりの焼きレシピ10選
1. ぼんじりと根菜の甘辛炒め
片栗粉をまぶしてこんがり焼いたぼんじりを、レンコンと一緒にショウガ、砂糖、しょうゆで甘辛く煮からめます。脂がのっていて、とってもジューシー。思わずビールが止まらなくなる味です♪お好みでニンニクをプラスしてもおいしいですよ。味がしっかりしていて冷めてもおいしいので、お弁当にも◎。
2. 空芯菜とぼんじりの炒め物
ゴマ油で香ばしく炒めたぼんじりと、シャキシャキした空心菜の相性はバツグン!塩、コショウ、しょうゆでシンプルに仕上げるので、ポン酢をかけて食べてもさっぱりしておいしいですよ。ビールはもちろん、ごはんもすすむ味なので、常備菜として作り置きするのもオススメです。
3. カリカリぼんじり炒め
こちらはぼんじりを、出てきた脂をふき取りながらフライパンでじっくりと、カリカリになるまで炒めたもの。焦がさないように根気よく、弱火でひたすら炒めていくのがポイントです。味付けはお好みでOKですが、ダシダと柚子こしょうの組み合わせもよく合いますよ。ついつい手が伸びてしまうおいしさです。
4. ぼんじりの塩焼き
おろしニンニクとショウガ、酒、塩、こしょうをもみ込んで臭みを消したぼんじりを、10分くらいかけて弱火でじっくりと蒸し焼きにします。フタを開けると大量の脂が出ているので、その脂で揚げ焼きにするように裏面もこんがりと焼きましょう。旨味が凝縮されて、後をひく味ですよ♪七味と刻みネギをふって、召しあがれ。
5. ぼんじりと長ねぎの柚子こしょう炒め丼
脂がのったぼんじりは、丼にもピッタリです。甘みのあるネギと一緒に炒めたら、ウェイパーと柚子こしょう、白ワインをベースにした合わせ調味料で仕上げます。もちろん、そのままおつまみとして食べるのもオススメ。千葉にあるイタリアンダイニングで出しているメニューで、とても人気があるそうですよ。
6. 辛々ぼんじり
カリカリに焼き付けたぼんじりを、赤い味噌(あれば八丁味噌)としょうゆ、みりん、砂糖などで甘辛く仕上げたら、韓国産唐辛子をまぶしていただきます。ぼんじりのこってりとした旨味と、韓国産唐辛子の香り高い辛さがクセになる味。水菜などの、生野菜にもピッタリですよ。
7. ぼんじりの照り焼き
ぼんじりを下ゆでしてから炒めるので、余分な脂が抜けて臭みもなく、ぼんじり初心者にもオススメの食べ方です。味付けはすき焼きのタレだけなので、とってもかんたん。タレを煮からめたら、後は焦げ目を付けるだけ。プリプリっとした食感を楽しめます。ご家族そろって食べたら、思わず取り合いになるおいしさですよ♪