冷凍された卵を食べたことはありますか?生卵とは違って、どちらかというと温泉卵に近い食感の冷凍卵!クリーミーで濃厚な味わいでクセになりそう♪今回は食中毒の危険性からも身を守る、冷凍卵の正しい作り方とおすすめレシピをご紹介します。
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冷凍たまごのレシピにチャレンジしてみよう
冷凍たまごって?
冷凍卵は、単純に調理をせず、殻つきのままの生卵を冷凍したものです。卵を冷凍して味と食感が変わるのは卵黄の部分!卵白の部分は残念ながら、さほど変化はありません。ではどうして卵黄だけ味や食感が変わるのでしょうか?
卵黄の約半分は水分でできています。これを冷凍することで卵黄中の水分が蒸発し、もっちりして半熟卵よりも硬めでクリーミーな卵黄そのものの味わいが際立つのです。卵白はそもそも9割近くが水分でできています。ですので、冷凍しても食べられますが、味や食感の変化は見られません。
冷凍たまごの危険性
冷凍卵は、生卵やゆで卵とは違ったおいしさで私たちを楽しませてくれる反面、食中毒という危険性も持ち合わせています。
卵は殻つきのまま冷凍していると膨張し、殻にヒビが入り割れてしまいます。このときに、殻についた食中毒の菌が侵入し食中毒につながってしまうのです。これは冷凍卵だけでなく生卵でも同じことが言えるのでヒビの入った卵はできれば処分するようにしましょう。
安全に食べるためには、冷凍卵は一度加熱することがおすすめ♪加熱しない場合は、解凍してから長時間放置したりせず、すぐに食べるようにしましょう!
冷凍たまごの作り方
1. 殻が付いた生卵をラップでふんわり巻きましょう。これは冷凍しているうちに卵が膨張してヒビが入ったりしたときに汚れずに済み、衝撃からも守ることができます。
2. ラップで巻いた卵を今度はジップロックなどの密閉できる袋に入れます。こうすることで、乾燥を防ぎ、庫内の臭い移りなどが軽減できますよ。
3. ひと晩~丸1日、冷凍庫に入れておけば完成です。
冷凍たまごの絶品レシピ5選
1. サプライス鶏ハンバーグ
なんとも斬新!ハンバーグの中から卵がとろ~り顔をだす鶏バーグです。卵は冷凍すると固まるのでこのようなレシピが実現します。タレとよく絡みごはんが進みますよ。何も言わずに食卓に並べると家族もびっくりのハンバーグですね。
2. 冷凍たまごのもっちり天ぷら
うどん屋さんで見かける冷凍卵の天ぷらをおうちでも作ってみましょう。ポイントは低温でじっくりと揚げること!そしてたっぷりの油で揚げ、あまりお箸で触らないこと。爆発するのではないかとドキドキしますが大丈夫です♪
3. 冷凍たまごのとろ~り目玉焼き
朝から珍しい食感の目玉焼きで朝食を楽しみましょう。黄身の部分がもちもちでクセになりそうですよ。加熱しているので、お弁当の具材にしてもOK!ロコモコ丼のように、ごはんと具材の上にこの冷凍卵の目玉焼きをトッピングしてもいいですね。
4. 冷凍たまごのトロトロ袋煮
とろ~りとろける冷凍卵の袋煮をご紹介します。卵は冷凍しているので、油揚げに入れるのも簡単♪お箸で割るととろっと黄身があふれ出します。お子さまも大満足のレシピではないでしょうか。おでんを作るときには、ぜひ冷凍卵の巾着もお忘れなく!
5. クリーミー冷凍たまごかけごはん
生卵とは違った、ちょっぴり贅沢な冷凍卵かけごはんをいただきしょう。しょうゆに漬けたりと手間が少しかかってしまいますが、その分いつもとは違った濃厚な卵かけごはんを味わえます。かつお節やねぎ、ちりめんじゃこなどお好みのものをトッピングしていただきましょう。