木綿豆腐を揚げて作る「揚げ出し豆腐」は和食のおかずの定番。油はねが怖くて、自宅で作ったことがないという方も多いのでは?今回は揚げ出し豆腐の基本レシピと、いろいろな作り方のアレンジレシピをご紹介。しっかり下準備をすれば上手に作れますよ♪
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本格!揚げ出し豆腐の作り方
基本的な揚げ出し豆腐の作り方をご紹介します。あっさりした豆腐が、油の力で食べ応え抜群のおかずに変身しますよ。中身が豆腐なので、唐揚げなどに比べるとカロリーは低めですが、油を使っている分、冷奴より腹持ちがいいですよ。
しっかり下準備をすれば、油もはねにくくなり安全に作れます。
材料(2〜3人分)
・木綿豆腐……1丁
・片栗粉……大さじ3
【つゆ】
・めんつゆ(3倍濃縮)……40cc
・みりん……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・水……200cc
作り方
豆腐をパックから出して表面の水気を軽く拭き、包丁でカットします。今回は縦に8等分、横に2等分の16個に切り分けました。
皿やバットにペーパータオルを敷き、カットした豆腐を並べます。5分ほどして豆腐の水分が抜けてきたら、豆腐をひっくり返してさらに5分おきましょう。
小鍋につゆの材料を入れ、中火にかけてあたためます。砂糖が溶けるまでかき混ぜながら熱していきましょう。
水分が抜けた豆腐に片栗粉をまぶします。全ての面にまんべんなく粉がつくように、豆腐を転がしながらまぶしましょう。余計な粉は落としておきます。
鍋に3cm程度の油を入れて低温(160〜170度)に熱します。粉をまぶした豆腐を入れ、じっくりと揚げていきましょう。
ひとつの面が揚がったら、箸で豆腐を転がして他の面を油に入れるようにし、すべての面を揚げましょう。表面がカリッとしたら、網に乗せて油を切ります。
1度にたくさんの豆腐を入れてしまうと、油の温度が下がり、仕上がりがベチャッとしてしまいます。同時に揚げるのは、3〜4つ程度にしておくのがよいでしょう。
油が切れたら皿に盛り付け、上からたれをかけましょう。お好みでゆでた青菜などを添えて完成です。
揚げ出し豆腐を作るときのコツ
・豆腐の水分をよく切ること、粉をしっかりまぶすことがおいしく揚げるコツです。水分が残ったままだと、揚げるときに油がはねる可能性もあるので、十分に水切りをしましょう。
・豆腐は崩れやすいので、水切りや粉つけの時は箸を使わず、手で優しく扱うのがおすすめです。
・揚げたてをすぐいただくため、たれは豆腐を揚げる前に準備しておきましょう。
揚げ出し豆腐の人気アレンジ3選
1. 揚げないで作れる⁉︎ 簡単揚げ出し豆腐
豆腐のかわりに厚揚げを使い、揚げる手間を省いたアイデア揚げ出し豆腐レシピです。トースターで表面を焼き、揚げずにカリッと仕上げます。 めんつゆで味付けるので、スピーディーに食卓に出せますよ。
2. あんかけ揚げ出し豆腐
豆腐にかけるつゆにとろみをつければ、冷めにくく最後まで熱々にいただける「あんかけ揚げ出し豆腐」が完成します。あんにきのこを加えてさらに食べ応えをプラス。寒い日のおかずにいかがでしょうか。