急な出費に備えておきたい!
毎月節約してるのに、急な出費で貯蓄がマイナスになってしまう…。誕生日プレゼントや結婚祝いなどの“急な出費”から貯蓄を守るため、「特別費」を積み立てておきませんか?
そこで今回は、やりくり上手さんが実践している「特別費」の積み立てテクニックをご紹介します。イレギュラーな出費に備えるマネー管理術を参考にして、黒字家計を目指しましょう♡
「特別費」って何?
急な出費に備える!
毎月かかる食費や固定費以外で、1回の出費が比較的大きく、頻度の少ない冠婚葬祭やイベント費用・家電の買い替えなど、不定期な出費に備えるための予算を「特別費」といいいます。年間を通して予想される総額は、意外と高額で驚きますよ。
「特別費」項目例
冠婚葬祭・母の日・父の日・クリスマスプレゼント・誕生日プレゼント・七五三・家電や住宅の修繕費・医療費・車維持費・お年玉・新年会・忘年会・年賀状・バレンタイン・お中元・お歳暮・帰省etc…。
「特別費」を用意しておくメリット
家計にダメージを与えない
「特別費」を家計とは別に管理しておくと、月々の収入ではまかなえきれない大きな出費にも慌てることが無くなり、お金のやりくりや家計へのダメージが最小限に抑えられます。
貯金を使わずに対応できる!
貯金の切り崩しを防げる!これが最大のメリットです。特別費の準備があれば、「知らない間にお金が減ってる」「貯金が貯まっては出て行くの繰り返し」が無くなります。
「特別費」の積み立て方
①「特別費一覧表」を作る
まずはカレンダー形式の「特別費一覧表」を用意して、 毎月のイベントを1年分書き出してみます。前年度に使った金額を参考にしながら予算を割り振り、年間支出総額がどれくらいになるか把握することがポイント。
一覧表に書き込むだけで簡単に予算が組める「特別費一覧表」は、手書きや自作のフォーマットで全然OK。無料で配布されているテンプレートをダウンロードするのも、実用的でおすすめですよ!
②ついでに予算の見直し
どんな支出があるのかを予測する過程で、ついでに予算の見直しも行っちゃいましょう。費用の減額・これまで特別費から捻出していた費目を別会計に振り分けるなど、いろんな改善点が見つかるはず。
③特別費の積立方法を選ぶ
年間支出額が洗い出せたら、「特別費」の積立方法を選びます。年間支出総額を12カ月で割って月々のお給料から積み立てていく方法や、年2回のボーナスから「特別費」を振り分ける方法などがあります。
一年を通してお金の流れをしっかり把握したい方は、積立開始時に“積立金×12ヶ月分”を全額引き出し、手元で管理する方法もおすすめです。一年後、余ったお金を貯蓄に回せば残高も増える!