作るときのコツ
スパイスを倍量にして多めに作りたい方は、小麦粉とバターを1:1になるように調整してみましょう。ベースを作る時に同じ分量にしておくと混ぜ合わせやすくなります。また、どの工程も焦げやすいので、火加減には注意したいですね。
アレンジ手作りカレールーの作り方
小麦粉なし
小麦粉アレルギーのある方には、米粉で代用することができます。基本の作り方をそのまま米粉に代用するだけでとても簡単。小麦粉のようにダマになることがないので作る際もとても便利です。
粉を一切使わない方法もあります。その際、カレールーとしての仕上がりはペースト状になります。スパイスとバター、トマトピューレなどを入れれば、本格的な味わいに。とろみをつけない、さらっとした食感もくせになりますよ。
ホワイトソースベース
ホワイトソースベースに市販のカレー粉を少量加え、ケチャップ、ウスターソース、コンソメ、はちみつなどと混ぜ合わせると、お子さんでも食べやすい手軽なカレールーに。お好みの具材を煮込んだあと、カレールーを溶かせば、懐かしの給食風カレーになります。
この方法では、スパイスの香りや辛さよりもうま味やコク、マイルドさを優先させていくので、小さなお子さんでも食べやすくなります。お好みで牛乳や生クリームを加え、さらに食べやすくするのもおすすめですよ。大人用、子供用とそれぞれお好みの方法でストックするのもよいですね。
安心安全でおいしい本格カレーを味わおう
スパイスの役割は大きく分けて3つ。1つ目は香りづけ、2つ目は辛み、そして3つ目は色です。この3つのスパイスの特徴をうまくブレンドして作るカレールーは市販では味わえないおいしさ。スパイスの量で辛さも店頭で売られているものよりさらに細かく調整することができます。
お好みのブレンドを鍋で軽く混ぜ合わせ、保存瓶で保管しておけばいつでも自分好みのおいしいカレールーを作ることができますよ。みなさんもぜひ、スパイス独特の香りや辛さを味わってくださいね。