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それが虫歯の原因⁉専門店に聞いた「歯磨きの正解と不正解」

ライフスタイル

年々デンタルケアへの意識が高まっているとはいえ、日本人の高齢者の残存歯数は先進国のなかでも多いほうではありません。厚生労働省などが推進する「8020運動」は、80歳で20本の歯を残そうという運動ですが、現在は、その目標とは程遠い状態です。デンタルケア先進国のスウェーデンと残存歯数を比べてみると、かなり差があることが分かります。

※厚生労働省 「平成28年度 歯科疾患実態調査の概要」、「swedish dental journal Vol.39」をもとに構成

歯磨きの際、こんなことしてませんか?

・磨く前に歯ブラシを水で濡らしている
・歯磨き後はたっぷりの水でゆすいでいる
・フロスや歯間ブラシは使っていない

当たり前のようにしているであろうこれらの行動、実は全てNGなんだとか。8割が歯周病というデータもあり、日々の歯磨きへの意識がまだまだ足りないのではと思わざるを得ません。歯磨き専門店「Hamigaki Life」の店主いわく、日本人の多くが間違った歯磨きをしていると指摘します。正しい歯磨きを実践することで汚れの9割は落とせるとのこと。

NG!「歯ブラシを水で濡らす」 歯磨き剤成分が溶け出し薄まってしまう

◎「乾いたブラシにつける」が正解

「多くの人は歯磨きする前に無意識に歯ブラシを濡らしていると思うんです。歯ブラシを濡らすことで泡立ちが良くなり、すっきりよく磨けた気分になるから習慣化してると思いますが、それはちゃんと磨けていないのに磨けたと勘違いしてしまう原因にもなります。さらに水によって歯磨き剤の成分を薄めてしまうことにもなりかねません。特に虫歯予防効果があるフッ素は、濡らすことでせっかくの効果が大幅に薄れてしまいます。歯磨きするときは乾いた状態で。これは鉄則です」

NG!「たっぷりの水でゆすぐ」 ゆすぎすぎは歯磨き効果を薄めてしまう

◎「大さじ1杯の水でゆすぐ」が正解

「歯磨き剤の種類にもよるのですが、最近のフッ素入りの歯磨きは、口腔内に成分が残っていることで長時間効果を発揮します。しっかり口をゆすいでしまうと、大事な成分を流してしまうことになっちゃうんです。ちなみに予防歯科の先進国スウェーデンでは、ゆすぎに使う水の量は大さじ1杯程度が推奨されています。この少ない水でしっかりゆすいで、成分がまだ口の中に残ってるなと感じるくらいがベストですね。最初はなかなか慣れないと思うのですが、徐々にゆすぎの水の量を減らして慣れていってほしいです」

NG!「丁寧なブラッシングで満足!」 ブラッシングだけで落とせる汚れは6割

◎「歯間ブラシやフロスを併用」が正解

「ブラッシングに必要な時間は1本の歯につき30秒とよく言われますが、なかなかそれを実行するのは難しいですよね。短い毛と長い毛の2種類が1本になったタイプの歯ブラシで効率よく磨くという手もありますが、それでもブラッシングだけで除去できる汚れは全体の6割程度なんです。表面は磨けても密接する歯と歯の間はどうしてもブラシでは難しい。だからブラッシングだけで満足している方は要注意です。歯間ブラシやフロスで歯の側面の汚れを落としましょう。ブラッシングと歯間ブラシやフロスの併用で9割方汚れは落とせます」

最後の1割は歯科検診で
定期的なプロのケアで完璧を目指す

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