さまざまなエイジングケアの情報。良かれと思って取り入れてみたケアが、じつは逆効果なんてこともあるんです。そこで口コミだけではわからない“老けない肌への最短ルート”をプロと一緒に紹介。今回は、コンシーラーだけではない、クマを隠すメイクテクニックです。
30代以上の女性が悩むハリなし顔やお疲れクマ。ある程度はメイクでカバーできますが、やり方を間違えると逆に老け見えしてしまうおそれが……。
そこで、メイクのプロに正しいツヤ足しの方法とクマ隠しのテクニックを教えてもらいました。
今回は、クマのタイプ別にオススメアイテムやクマを隠すメイクテクニックを伝授します。
「クマ」には3つのタイプがあり、原因や対策などがそれぞれ異なります。
まずは、クマのタイプやタイプ別にオススメのアイテムを覚えておきましょう。
【主な原因】
・アイメイクを落としきれていない
・目をこするなど刺激による色素沈着
・保湿が足りていない
【対策】
朝リムーバーでをしっかり落としましょう。刺激を与えないのがポイントです。
▼おすすめアイテムはイエローコンシーラー
茶グマには「茶色が明るくなった色」としてイエローコンシーラーをのせると、トーンアップしつつ自然にクマを隠すことができます。
【主な原因】
・睡眠不足や冷えによる血行不良
・スマホやパソコンによる目の疲れ
・生まれつき皮膚が薄い
【対策】
良質な睡眠をとり目を休ませてください。温めて血行促進もオススメです。
▼おすすめアイテムはオレンジコンシーラー
血管が透けて見える青グマには、補色のオレンジコンシーラーがベスト。青みが強い場合は練りタイプのリップやチークを仕込んみましょう。
【主な原因】
・眼輪筋の筋力低下によるたるみ
・加齢によって眼窩脂肪が飛び出し、下に影ができる
【対策】
目をぎゅっとつむる動作で眼輪筋を鍛え、皮膚のたるみを防ぎます。
▼おすすめアイテムはベージュコンシーラー
・ベージュコンシーラー
黒グマは影なので、ベージュ系の明るい色と光で飛ばしましょう。パール系のハイライトなら、目が錯覚を起こして黒グマをごまかせます。
※オススメカラーは一例です。茶グマと青グマ両方ある場合や、肌の色によってベストコンシーラーは異なります
さて、続いてはクマを隠すメイクテクニックを4ステップでご紹介していきます。
まず補正力と保湿力のある下地を顔全体に塗り、ある程度クマやくすみをカバーします。
厚塗りになったり、すぐ崩れてしまうという人は下地が足りていないせい。下地をしっかり塗ることで、メイクのもちがよくなります。
下地とファンデの量はあずき粒サイズで下地2:ファンデ1にしましょう。
ファンデは下地の半分の量を塗ります。スポンジで伸ばすのがベストですが、指を使うなら力が入りにくい薬指でちょこんとのせ、中指でポンポンとたたきながら伸ばすとムラになりにくいです。
▼薬指でやさしく肌におく