言葉の力は想像以上に強く、よっぽど自分の気持ちとかけ離れている言葉でない限り、そう思い込んでしまうことも多いですよね。
長続きするカップルに必要なのは、「安心感」でしょう。
そこで今回は、一緒にいるとホッとできる相手だと彼に意識してもらえるための、マジックワードを5つご紹介します。
「一緒だね」
自分と同じ趣味の人や、同じものを持っている人とは仲良くなれそうな気がしますよね。
多くの場合、人は自分と感覚の近い人に、安心感を覚えるもの。
ただし、このセリフは使うタイミングが限られます。
たとえば、彼が「オムライス」を頼んだあとに「私も」と頼んでも、それは作られた状況に過ぎません。
彼と自分の服が同じ色だった、タイミングをずらしてオーダーしたドリンクが同じ種類だったなど、わざとらしくない範囲で、たまたま揃った瞬間に使うのが効果的。
ただの偶然だったとしても、彼のなかでは「似たもの同士」と意識されるのです。
「まったりするよね」
このセリフはコーヒーを飲んだときや、ほっと一息ついたときなど、本当に「まったり」している瞬間に使うのが効果的。
その瞬間にまったりしていることは事実なので、あなたとリラックスできる時間を共有した、ということを彼が意識します。
そして、機会があるたびにこのセリフを口にすると「この子といると、リラックスできる時間が多いな」という実感に。
たった一言の繰り返しが、彼の「落ち着く」という気持ちに繋がるのです。
「いいと思うよ!」
自分の意見を真っ向から否定してくる人とは仲良くなれませんよね。
「でもそれって……」「そうかなぁ」と言われるより「いいと思うよ!」「そうだね!」と言われるほうが、心地いいですよね。
もちろん、同意できないときに嘘をつく必要はないので「なるほどね~」「そうかもしれないね」と濁しておけばOK。
ポイントは「いつも俺の意見否定してくるよなぁ」と感じさせないこと。
彼の話が、自分にあまり関係のない話題だったり、どちらでもいいと思うような話題だったりするなら、ひとまず「いいと思うよ」と、肯定しておきましょう。
「大丈夫、なんとかなるよ!」
デートのときに道を間違えたり、予約ができてなかったりと、彼がちょっとした失敗で焦っているときに、どんな言葉をかけていますか?
「なにやってんのよ」と責めるのはもちろんNG。
彼の焦りやイライラを増長させてしまいます。
「気にしてないよ」という言葉も、彼自身が既に気にしているので、安心感には繋がりません。
そんなとき「大丈夫、なんとかなるよ!」という言葉は、一見なにも解決していないようにも見えるのですが、こちらが落ち着いていることを伝えられるので、彼もホッと落ち着くことができるもの。
しかも「あなたの言葉で、落ち着くことができた」という体験として残るので、あなたの印象がだんだんと「安心できる人」となっていくのです。