好きなこと、愛していること。
それは感情の問題であり、結婚を考えるなら一番大切な要素です。
ただ、好きという感情だけではどうしても隠せないのが相性の問題……。
そうなると好きなのに、結婚できないというケースもしばしば。
そこで今回は、男性が「彼女と合わない」と感じる瞬間をご紹介します。
同じ失敗を繰り返していたとき
「以前、彼女がアイロンをかけていて、うっかりカーテンを焦がしてしまったことがありました。そしてまたしばらくして、シャツを焦がしたんです。
俺なら、かける場所を変えたり確認したり防ぐためにできることをします。なにもせず同じ失敗を繰り返す彼女を見ると、俺とは合わないのかなって思いました」(29歳男性/営業)
なんでこうしないの?と思ったときは、相性の悪さを感じるもの。
問題が発生したときにどう行動するかは、その人の人間性が出るのですよね。
アイロンで焦がす姿をかわいいなと思う人もいれば、どんくさいなと思う人もいるもの。
こればかりは相性なので、自身に合った人を見極めるしかないかもしれません。
マザコンだと言われたとき
「うちは母子家庭で、女手ひとつで育ててくれた母親には、とても感謝しています。一方、彼女の家は、母娘仲があまりよくないみたいで。母親が体調を崩したときに、頻繁に看病に通っていたことを、『マザコン』と言われ、それからことあるごとにマザコン、マザコンと……。
私自身、母親の面倒はずっと見てあげるというのが、せめてもの恩返しだと思っているので、これは相性が悪いかもな、と。まぁ環境もあると思うので仕方ないんですけどね」(27歳男性/公務員)
個性や価値観の基本は、家庭が作るといっても過言ではありません。
家庭が違えば、物の見方や取り組み方も変わってくるので、悪気はなくても、ちょっとした一言で相性の悪さを感じてしまう原因に。
これは、仕方のないことなのかもしれません。
楽しさを共有できなかったとき
「デートがマンネリ化していると感じていたので、モノづくり体験の特集を見ていたとき、『今度これやってみない?』と誘ってみました。
そしたら、『え~、なんか面倒くさそう』と言われてしまい……なんか、相性悪いなと思いましたね(笑)」(33歳男性/保育士)
楽しいことや好きなことは人それぞれですが、ふたりが楽しい時間を過ごすためのとりくみを、「面倒くさい」と表現されると辛いものがあります。
これも一緒に「面倒くさいね」と言えるふたりであればいいのですが……。
価値観のすり合わせは大事
もちろん、相性が悪いと感じたからといって、すぐに別れるというわけではありません。
でもいずれは、この違いを「受け入れる」のか「歩み寄るのか」、「拒否するのか」を、お互いが決めなければならないもの。
結婚を考えているのであれば、早めに話し合っておいたほうお互いのためかもしれません。
(橘遥祐/ライター)