カルディから「ふーちゃんぷるー」が登場。沖縄の定番郷土料理、ふーちゃんぷるーの麩だけでなく味の要でもあるだしもセットになった便利なセット。卵や野菜とともに炒めるだけで、味付けに迷いなく本場沖縄の味を体験できます。
あとひと品に便利!カルディ「もへじ ふーちゃんぷるーセット」
「ふーちゃんぷるーセット」396円(税込)
カルディでは、「もへじ おいしい沖縄」と題して、沖縄の郷土料理やお菓子を詰めたフェアを期間限定で開催しています。夏休みの国内旅行先の定番といえば沖縄。とはいえ今年は気軽に旅行に行けないので、沖縄料理を家で食べながら旅行気分に浸ってみるのはいかがでしょう。
この記事では、沖縄の定番料理「ふーちゃんぷるー」をピックアップ。 “ふー” とはお麩のこと、 “ちゃんぷるー” は沖縄の方言でごちゃまぜを意味します。つまり、麩を使った炒めもののこと。ゴーヤチャンプルーやそうめんチャンプルー(そうみんチャンプルー)のお麩バージョンです。
黄色を基調とした明るい雰囲気のパッケージがすでに沖縄感満載。食べる前からワクワクします♪
お麩にくわえて、付属のだしの原材料は、かつお節粉末、粉末醤油、こんぶ粉末など。材料からも旨みたっぷりなのがうかがえますね。
ひと袋にお麩とだしが2セットずつ入っていて、合計で4人分のふーちゃんぷるーを作ることができます。お麩は完全に乾燥した板状になっていて、使う際にカットして水で戻してから炒めるようですよ。
ふーちゃんぷるーを作ってみた
ふーちゃんぷるーセットのほかに必要な材料は、卵、もやし、にら、サラダ油、塩など。1枚のお麩に対してだし1袋、卵2個、にらともやしは適量となっています。にらは食べやすい大きさに切っておきましょう。
野菜はにらともやし意外にも、小松菜や玉ねぎなど、お好みのものでどうぞ♪量をたっぷり加えるとボリュームが出ますが、その分味が薄くなるので塩やしょうゆで調整するのがいいかもしれません。
麩を炒める前に水で戻す
調理に入る前に、麩を1~2cm幅に切って水で戻します。しっかりと水を吸ったら、手でぎゅっと水けを絞っておきましょう。水気が残っていると味がぼやけてしまうので、しっかりぎゅっと絞ってくださいね!
お麩に卵を吸わせて炒める
卵を溶き、付属のだしの半分を加えて混ぜておきます。さらに卵に麩を加えて充分にすわせておきましょう。熱したフライパンに卵を吸わせた麩を加え、スクランブル状態に炒めて取り出し置きます。
野菜とお麩を炒め合わせる
フライパンに油を引き、にらともやしをサッと炒めたところにお麩を戻し、残りのだしをふりかけて全体に炒め合わせて完成です。味見をして塩気が足りなければ適宜塩を加えてくださいね。
だし香るシンプルながらもしみじみとしたおいしさ
オフを戻すところから炒め終わりまで、時間にして約5分ほど。火の通りやすい素材ばかりを使っているので、なるべく熱源を使う時間を短く抑えたい夏にぴったりの料理です。
できたては卵ふわふわ、もやしシャキシャキ!かつお節をはじめとしただしのいい香りが漂い、食欲をそそります。
実は筆者、ふーちゃんぷるーを作るのは初めてでしたが、だしが付いているので味付けの迷いが一切ありませんでした。塩気が足りなければ塩を足すようにとありましたが、だしがきいているせいかそのままでおいしくいただけましたよ。
仕上げにごま油をひと回しして、かつお節を振ってみましたがこれが大正解でした。
味付けは付属のだしのみ。味が薄そうに見えますがとんでもない!だしがしっかりときいていて、噛めば噛むほどお麩から旨みが溢れてきます。だしを卵と仕上げの炒めで2回に分けることで、全体的に味がいきわたり味のムラがなくなるようですよ。卵だけにだしを入れてしまうと、極端にしょっぱくなるので注意してくださいね。
一般的な野菜炒め同様、にらやもやしは炒めすぎないのが吉。油が回ったら卵を戻し入れて余熱で火を通すくらいがシャキシャキに仕上がっておいしく感じました。
お麩は物足りなさもなく、むしろごはんと相性抜群!ボリュームを出したければ豚バラ薄切り肉を加えたり、ツナ缶やスパムを加えてもおいしそうですよ。