それでは、いよいよおにぎりを包みます。竹皮は広げると長さがあるので、おにぎりのほかに、お漬物やおかずを添えてもOK。
今回は、おにぎり2つと卵焼きなどのおかずを少し用意しました。
竹皮の中央に、左右の余白が同じくらいになるようバランスよくおにぎりやおかずを置きます。
あまり盛りだくさんの量を入れるときちんと包めないので、様子をみながらのせていきましょう。今回は、用意した卵焼きがひとつ残ってしまいました……!
中身がはみ出てしまわないように、壁のような立ち上がりを作っておくと、きれいに包めます。盛るときに、この分の余白も残しておきましょう。
立ち上がりを押さえながら、片方の端を持ち上げておにぎりにかぶせます。おにぎりの高さに合わせて少し折り目を作っておくと、作業がスムーズですよ。
残りのもう片方を持ち上げてきて、かぶせます。このとき、中身が動かないように少しきゅっとまとめるイメージで包みましょう。
あまり丁寧に作業をしなくても、なんとなくで包めてしまいますよ♪
作っておいた竹紐で結びます。紐は1本で十分ですが、長さのある竹皮包みの場合は2本で結んでおくと、しっかりまとまりますよ。
おにぎりの竹皮包みができあがりました。上手に包むコツは、竹皮をお水でやわらかくしておくことくらいで、とっても簡単!
「和」の雰囲気が出て、いつものおにぎりもなんだかすてきに見えるから不思議ですよね。竹皮は、お弁当箱と違って中身の量も調整できるので、とても便利なアイテムです♪
そのほかの活用法もご紹介
こちらは、籠のお弁当箱に竹皮を敷いて、おにぎりとおかずを詰めた例。籠の隙間から水分が漏れるのを防ぐうえ、通気性もあるので時間が経ってもおいしくいただけます。
和の素材をミックスすることで、さらに趣のあるお弁当が完成しますよ♪
竹皮は、ちょっとしたお皿代わりにも。おにぎりだけでなく、サンドイッチなど合わせてみるのも楽しいですよね。
いろいろなアイデアで、竹皮を生活に取り入れてみてはいかがですか?
竹皮を開ける楽しみは格別!
秋の到来とともに、行楽シーズンも始まります。遠足や登山など、ディスポーザブルなお弁当容器を持参すると便利ですよね。
そんなときは、ぜひ竹皮におにぎりを包んだお弁当を。きっと開ける瞬間の喜びを味わえるはずですよ♪