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冬の不調に効く「スパイス白湯」とは?症状別6レシピを専門家が伝授

レシピ

冬ならではの冷えや不調が気になる……そんなときに取り入れたいのが「スパイス白湯」。スパイスを白湯に入れて飲むだけで驚きの効果だと、注目されているんです。そんなスパイス白湯を提案している専門家・市野さおりさんに、症状別のおすすめレシピを教えてもらいました。

毎日の生活に取り入れたい!スパイス白湯

Photo by 岡崎慶嗣
Photo by 岡崎慶嗣

本記事で紹介するスパイス白湯6種類(うち右下のみスパイスドリンク)

スパイス白湯は、さまざまなスパイスを白湯(沸騰したお湯)に加えたもの。安価で手間なく作れる手軽さと即効性が魅力です。

古くからスパイスは、料理に使われるだけでなく、体の調子を整えるための薬用としても使われているもの。そんなスパイスの力を簡単に素早く体に取り入れられるのが、スパイス白湯なんです。

そんなスパイス白湯について教えてくれたのは、看護師で健康コンシェルジュの市野さおりさん。

Photo by 岡崎慶嗣
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看護師・健康コンシェルジュ/市野さおりさん「トータルヘルスケアサポート“Confianza”せき鍼灸院」主宰。看護師としての経験を活かし、自然代替医療と組み合わせによる健康改善を推進している。スパイスをはじめ薬膳やアロマ、漢方、ハーブ、中国茶など幅広い知識を持ち、アロマセラピスト、リフレクソロジストとしての顔ももつ

Photo by 岡崎慶嗣
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「スパイス白湯であれば、料理で取り入れるよりも早く、スパイスの成分を取り込むことができ、効果を感じやすいんです。

そもそも、スパイスとは『体に刺激を与える効能をもつもの』のことなので、香辛料に限らず、大葉、長ねぎ、みょうがといった野菜も含まれます。

ご紹介するレシピでは、コンビニやスーパーマーケットなどで比較的手に入りやすいスパイスを使います」

「スパイス白湯」を取り入れる際のポイント4つ

Photo by 岡崎慶嗣
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1. 空腹時に、少しずつ飲む

少しずつゆっくり味わうように

2. 白湯80~150ccに、スパイス2振り程度を加えて飲む

「お湯の量は80~150ccほど、スパイスはだいたい2振り程度(少々さじ=小さじ1/8、約0.6g)の量を加えて飲みます。ご自身が飲み切れる量からスタートしてください」

3. しっかり混ぜて、最後のひと粒まで飲む

混ぜながら最後のひと粒まで

4. 同じ種類を飲み続けない

「毎日同じものを飲み続けると、刺激に慣れてしまって効果が弱まってしまうことも。不調や気になる症状に合わせた対処法として取り入れてください」

冬だからこそ気になる胃腸や体の冷え、寒さによる肩こりや免疫力の低下など、不調に良い症状別のレシピをご紹介します。

1. 便秘がち、内臓の冷えに「クミンパウダー+ジンジャーパウダー+白湯」

Photo by 岡崎慶嗣
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クミンには、腸のぜん動を活性化させたり代謝をアップさせたりする効果、ジンジャーには血流を促進して温める効果が期待できます。お腹の中から温まって内臓が元気よく動き出すので、飲んだ直後にポカポカした感覚が得られる人もいるほどです。

特に、便秘がちの人にはおすすめ!便秘解消により、腹部や鼠径部の血流が回復し下肢の冷え解消にもつながります。

カレーのような風味で飲みやすい!クミンがない場合は、ガラムマサラで代用もOKです。ジンジャーは、生のものやチューブタイプだと逆に体を冷やす効果があるため、乾燥のパウダーで。

こんな方におすすめ

寒さや食べ過ぎでお腹の張り感を感じている方/便秘しやすい方/冷え症の方

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