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札幌スープカレーの名店10選。まず行くべき元祖や老舗店はここ

スリランカ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)
Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

激辛(30番)1,230円(税込)

チキン、野菜、玉子が入った「ポレポレ」の看板メニュー。ちなみにこのようなスープカレーがスリランカにあるわけでは決してありません。 あくまでも、札幌で誕生した「スリランカカリ」なのです(マスターいわく「うちは和風スリランカ」)。

油ひかえめ、和風だしがベースのスープにスパイスがじんわり。辛さ30番といっても決して無茶な辛さではありません。

ボリュームたっぷりな鶏もも肉はホロホロになるまで煮込まれています。じゃがいも、にんじんといった野菜のおいしさも北海道ならでは。辛さをリセットしたいタイミングで温玉を投入しましょう。

ビローンと伸びる自家製ヨーグルトも、食後の胃腸を労わってくれます。なんだか、あったかい気分になれますね。

店舗詳細はこちら|食べログ

店舗情報

ポレポレ

郵便番号 … 〒003-0021

住所 … 北海道札幌市白石区栄通17丁目1-26

定休日 … 水曜・木曜

営業時間 … 10:30~19:00

最寄駅 … 市営地下鉄東西線 南郷18丁目駅 徒歩10分

電話番号 … 011-851-0086

公式SNS … https://www.facebook.com/pages/category/Restaurant/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%AC-575180192590912/

参考URL … 店舗ページ|食べログ

4. スープカレーカルチャーはここから。元祖にしてパイオニア「マジックスパイス」(1993年)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)
Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

今や札幌のご当地グルメとして愛されるスープカレー。その元祖といえるのが1993年創業、通称「マジスパ」こと「マジックスパイス」です。

それ以前にも「アジャンタ」や「ポレポレ」など、スープカレーと呼べるお店はいくつかあったものの、実際に「スープカレー」という名前をつけ売り出したのはこのマジスパ。ブームに火がつくなかで、昔からある店もひとつのジャンルに括られた経緯があります。

つまり「マジスパなくしてスープカレーなし」。サイケデリックな世界観で、今も唯一無二の存在感を放っています。

マジスパのスープカレーのルーツは、創業シェフである下村泰山さんがインドネシアの屋台で出会ったソトアヤム(鶏肉スープ)。辛さを抑えていただけば、お茶漬けのごとき癒しに。辛さをブーストすれば、異世界へのトリップ体験に。どっちへ転んでもクセになるおいしさなんです。

北恵道

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)
Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,254円(税込)辛さ:涅槃(ねはん)+209円(税込)

ユニークなメニュー名や辛さ表現も、マジスパの特徴。この「北恵道(ほっけいどう)」は、チキンと道産野菜たっぷりの札幌本店限定メニューです。

元々インドネシアの鶏肉スープがベースなだけに、チキンの旨さは言わずもがな。もちろん道産野菜もうまい。意外にもコーンがスープにマッチして、最高なんです。

この日の辛さは、「摩訶不思議世界への入り口」と説明される「涅槃(ねはん)」を。その上には「極楽」「天空」「虚空」と言う辛さがあるのですが、いろいろ試した挙句、私は「涅槃」に落ち着いています。

いい感じに辛いけれど、いい感じにマジスパならではの “お茶漬け感” も残っているんですよね(辛さの感覚には個人差があります)。

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