夏にかけて旬を迎える「オクラ」。暑い日でも、オクラのネバネバが食べやすいですよね。オクラは花が咲いた後、上に向かって成長するのをご存知でしたか?今回は、オクラを使ったおすすめレシピを管理栄養士がご紹介します。
オクラの豆知識
オクラはどんな野菜?
オクラは、7~9月頃が旬です。国産のものは4~10月頃、市場に出回ります。切り口が星形の角オクラが一般的ですが、丸オクラや紅オクラなどの品種があります。

オクラの栄養と期待できる健康効果
水溶性食物繊維
オクラのネバネバの正体は、ペクチンという水溶性食物繊維です。コレステロールを吸着して、血中のコレステロール濃度を下げやすくする働きがあると言われています。
β-カロテン
オクラは緑黄色野菜の1つです。β-カロテンは、アンチエイジング効果や皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB群
オクラには、ビタミンB群も含まれています。ビタミンB1は、糖質の代謝を助け、ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けるビタミンです。いずれも代謝アップには欠かせない栄養素です。
オクラの選び方と保存方法は?
選び方のポイントは?
表面にハリやうぶ毛があり、鮮やかな緑色をしているオクラが新鮮です。また、切り口はみずみずしいものを選びましょう。オクラは成長しすぎてしまうと硬くなりますので、筋が張っていないものを選ぶと食べやすいです。

上手に保存しよう!
袋に入れて野菜室で保存しましょう。新鮮さが続く期間は短く、冷やしすぎてしまうと傷みやすくなります。ゆでたオクラを切って冷凍保存しておけば、サラダや汁物、納豆などに簡単に“ちょい足し”できます。