クレームブリュレといえば、私たちの心を掴んで離さない憧れのケーキ。香ばしいキャラメリゼとなめらかなブリュレのコントラストがたまりません。そんなクレームブリュレをタルトにした、リッチな仕上がりの「クレームブリュレタルト」が業務スーパーから登場しています!
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憧れのクレームブリュレがタルトに!
クレームブリュレといえば、香ばしく焼かれたキャラメリゼと、トロトロなめらかなアパレイユ※のハーモニーが絶妙な、フランス生まれのお菓子です。(※流動状の生地のこと)
映画『アメリ』の主人公のように、カリカリのキャラメルをスプーンでパリン!と割るしぐさを真似したことがある方も多いのでは?
今回は、タルトになって業務スーパーから登場している「クレームブリュレタルト」を、元パティシエの筆者がプロ目線で試食してみました。
フランス直輸入!「クレームブリュレタルト」
クレームブリュレタルト748円(税別)
「クレームブリュレタルト」は、ブリュレの生まれ故郷でもあるフランス直輸入。エッフェル塔のキュートなモチーフが目を引きます♪
通常クレームブリュレは、小さなココットや薄いグラタン皿に入っていることが多いので、タルトの形というのは、とても新鮮に感じますね。
パッケージを開けると、なかからアルミのトレーが登場。プラスチックの蓋をしてあるので、保存にも使えそうです。冷凍庫が小さなご家庭では、箱から取り出した方がしまいやすいですよ。
サイズは約21cmほど。8等分しても1個当たり約93円なので、かなりお得感がありますね!
食べ方は、「冷蔵庫で約4時間解凍」「常温に約10分おいてカット」。常温に戻した方がよりおいしく食べられるんだそうです。さっそく解凍して味わってみました♪
卵の香りふわっ♪ 本場のクレームブリュレ
さっそく、常温で10分置いてスタンバイOKです。解凍する前よりも表面がツヤツヤになっているのがわかります。食べごろのサインですよ。
肝心のキャラメルは……残念ながらパリン!とは割れませんでした。やはりあのカリカリのキャラメリゼは、お菓子屋さんでバーナーを使った焦がしたてならでは。冷凍したり、長い時間をかけて解凍してあの食感を再現するのはむずかしいんです。
クレームブリュレ自体はかなり濃厚で、ココットに入った通常のブリュレよりも、しっかりとした味わいです。卵のコクのあとにバニラもふわっと香ります。
タルトもかなりサクサク!冷凍するとしんなりと湿気てしまいがちなんですが、しっかりと焼いてあるせいか、サクサクの食感が楽しめます♪
カラメルはほろ苦く全体的に甘さ控えなので、ワンカットをぺろりと食べ終えてしまいます。甘いものが苦手な方もきっと食べやすい味ですよ。
さらに、キリッと冷やした白ワインやスパークリングとの相性もよさそうです。
冷凍のままでもおいしい!?
実は解凍するまで我慢できず、冷凍庫から出してすぐ食べてみたんですが、濃厚さのおかげかカチカチには固まりません。アイスのようなねっとりとした食感で、これはこれでかなりおいしい。
食べるうちに少しずつ食感が変わるのも楽しめるので、ちょっと得した気分ですよ。
溶けると切りにくくなるので、冷凍庫から出してすぐ好みの大きさにカットし、付属のアルミケースに入れて保存しておくのがおすすめです。