パロサントはスペイン語で「聖なる木」と呼ばれる天然の香木。その香りの高さから最近、ファッションやライフスタイルに感度の高い人を中心に注目されています。この記事では、パロサントの魅力や香りによる効果・使い方とあわせて、おすすめのパロサント作品をご紹介します。
パロサントとは?
パロサントとは、スペイン語で「聖なる木(Palo Santo)」と呼ばれる、主に南米で育つ野生の香木のこと。古くはパロサントを焚いて香りを広げ、魔除けとしても使用されてきたそうです。パロサントの魅力はその濃厚な香りと香りの持続性の高さ。現在は、空間の浄化や心身のリラックス、また虫除けに効果のあるアイテムとしても注目されています。
パロサントの効果
パロサントの濃厚な香りにはさまざまな効果があるといわれています。代表的なふたつの効果をご紹介します。
心身をリラックスする
パロサントの香りには心身を癒し、リラックスさせる効果があるといわれています。気を静めたいときや集中力を高めたいときにも効果的で、リビングや仕事部屋で香りを楽しむのもおすすめ。火を付けなくても香りが漂うので、小さな木片を置いておくだけでもOKですよ。
空間を浄化する
パロサントは古くから浄化のパワーがあると信じられ、儀式で場を清めるために焚かれていた特別な香木です。その香りや煙には空間を浄化し、精神を安定させる効果があるといわれています。心が荒んでいると感じたときは、パロサントを焚いてみると気持ちが晴れてポジティブになれるかもしれませんよ。
天然の香木、パロサントはどんな香り?
パロサントは香木の中でも特に香りが強く、ウッディーで甘い香りが特徴です。小さな木片を置いておくだけで、芳醇な香りを楽しめます。瞑想やヨガの時間にもおすすめの香りです。
パロサントの使い方
そのままでも豊かな香りを楽しめるパロサントですが、SNSを中心に注目が高まっている楽しみ方は「スマッジング」と呼ばれるもの。スティック状のパロサントを燃焼させる方法です。パロサントの燃焼方法を紹介します。
パロサントの燃焼方法
1. パロサントを傾け、ライターなどで火を付ける
2. 煙が上がったら空中で手を扇ぎ、火を消す
3. パロサントの煙が部屋中に行き渡るように持ち歩く
4. 煙が上がらなくなるのを2、3分待つ
5. 耐熱皿などの上で火がしっかり消えたことを確認する
いろいろなパロサントの使い方
焚いて香りを楽しむイメージの強いパロサントですが、他にもさまざまな使い方があります。おすすめの楽しみ方を3つご紹介します。
インテリアとして飾る
見た目がナチュラルなパロサントは、そのまま飾ってインテリアとしても楽しめます。火を付けなくても香りが漂うので空間の浄化や心身を癒す効果も期待できます。好みの受け皿やホルダーを選んで、玄関やリビング、寝室などに飾ってみてはいかがですか。