お部屋や玄関に飾ることでクリスマス気分を盛り上げてくれる「クリスマスリース」。意味や飾り方、自宅で手作りできるクリスマスリースの作り方とともに、2023年おすすめのクリスマスリース&スワッグをご紹介します。
クリスマスリースはいつから飾る?意味と由来
クリスマスリースを飾る期間は、実はとくに決まっておらず、一般的には12月に入ってから飾り付けるケースが多いといわれています。また、クリスマスの翌日(12月26日)から正月飾りを出す12月28日までの間に片付けます。
クリスマスリースの意味
リースは終わりも始まりもない「輪」の形をしていることから「永遠」のシンボルとして、そして、クリスマスリースが主に緑色を使われていることから「豊穣」や「農作」を願うシンボルとしての意味を持っています。また、リースに使われるヒイラギは、生命力の象徴とされていたり、常緑樹は殺菌作用や抗菌作用があることから、災いから守ってくれる「魔除け」としても伝えられています。
クリスマスリースの由来
クリスマスリースの由来は古代ローマ時代までさかのぼります。英語で「Christmas Wreath」と呼ばれますが、リースはもともとは特別な行事の際に冠として身につけられるものでした。時が経ち、ローマの皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教とリースを飾る文化が混ざり、クリスマスリースとして飾られるようになったといわれています。
クリスマスリースの種類
クリスマスリースとひと口にいっても、さまざまな種類のものがあります。項目別にご紹介するので、購入の際の参考にしてみてくださいね。
フレッシュな常緑樹などを使ったクリスマスリース
フレッシュな常緑樹などを使ったリースは、香りやドライフラワーになっていく過程が醍醐味。キリスト教圏の大半は、日本より冬の寒さが厳しい土地が多く、“寒い冬を乗り越えられますように”という願いを込めて、冬にも枯れることのない常緑樹を飾るようになったといわれています。
アーティフィシャルフラワーのクリスマスリース
生花をリアルに再現したアーティシャルフラワーの魅力は、半永久的に飾っておけるところ。お手入れも簡単で、さっとほこりを払ったり水拭きをすることで、永く飾り続けることができます。
プリザーブドフラワーのクリスマスリース
プリザーブドフラワーとは、美しい姿で長期間保存できるように特殊な溶液を用いて加工されたお花のこと。特別な染料を使って染められているので、本来とは違う色の花を使ったリースを楽しむことができます。
自宅で手作りできるクリスマスリースの作り方
作り方
・木の実などにワイヤーを引っ掛けて半分に折り、2〜3回ねじってピック状のパーツを作ります。
・モミやヒノキなどのリーフ系は、種類をミックスしながら、4~5本くらいをまとめてパーツを作ります。同様にワイヤーを半分に折り、枝の茎をまとめて束ね、枝の裏側でしっかりとねじります。
・リースベースに、麻ひもで壁に掛ける用の輪っかを作ります。二重止め結びが簡単でおすすめです。
・バランスを見ながらパーツをモミなどのパーツを配置し、ワイヤーをリースの後ろでしかりとねじり固定します。
・残ったワイヤーは2cmくらいにカットし、内側に折り込みます。
・すべての装飾を終えたら、形を整えて完成です。