心とは目に見えず、そして触れることも出来ないものです。なので体の不調以上に心の不調に私たちは鈍感である傾向があります。気付かずそのままでいるとその不調はやがて体の症状として出てきます。当てはまる症状がないか、チェックしてみましょう。
山下恵
3つの慢性的な症状でわかる「心の状態」とは?
ストレスや緊張で胃が痛くなったり、お腹の調子が悪くなったりと、きっと皆さんも一度は「心と体が繋がっているなぁ」という経験があるのではないでしょうか。体は心の状態を知るための便利なツールです。代表的な3つの慢性的な症状から心の窓を覗いてみましょう。
症状1「手首が痛い」
手首が痛い、手首に違和感がある方はご自身の行動を振り返ってみてください。沢山のやらなきゃいけないことを抱えていませんか?沢山のことを抱え込んでいる人は手首に不調が出やすいと言われています。今抱えているものは本当にあなたがやらなくてはいけないことですか?あなたが本当にしたいことですか?一人で抱え込みすぎずに周りにも頼ってみるといいかもしれません。
症状2「肩が痛い、凝っている」
肩凝りを抱えている人は本当に多いのではないでしょうか。肩というパーツは責任と関わりがあると言われています。「責任を背負う」「肩の荷が降りる」という言葉がある通り、責任と肩は昔から切っても切り離せない関係性です。文字通り責任を感じている時肩が力みやすいのです。重たい荷物ではなかなか前に進めません。肩に違和感がある方は肩の荷を降ろしてみてはいかがでしょうか。
症状3「股関節や腰が痛い」
歩いたり移動する時に使う足。その動きは股関節や腰元から来ています。歩くというのはフィジカル的な意味はもちろんのこと人生を歩いていくという意味でもこのパーツは重要な役割を担っています。ここのパーツは人生の方向性に迷った時や大きな変容への抵抗がある場合に不調をきたすと言われています。流れに逆らおうとせず、自分のハートの声に従う勇気を大切にしてみましょう。変わることは生きること。恐れずその流れを楽しみましょう!
いかがでしたでしょうか。
もちろん日頃の姿勢などからこれら3つの症状がくることもあります。しかし体は心の迷いや不調を敏感に映し出すものです。体の声が聞こえた時はもう少し深く耳を傾けていくと新たな自分との付き合い方の発見に繋がるかもしれません。
教えてくれたのは…山下恵さん
サービス業に従事する中、知人の勧めでヨガを知る。人生の価値観を変化させていくヨガの力、そして人を繋げていくヨガの力に魅せられヨガ講師へと転身。自身もOdaka Yoga®︎やThaiVedicYogaBodyworkを通して学びを深めながら、ティーチャートレーニングやクラスを通して今を感じる素晴らしさを伝えている。