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ドライフラワー基本の作り方4点とバラを使ったおしゃれなアレンジ方法

2.色鮮やかに仕上がる「シリカゲル」

ンミュッゲ

花びらの多い花(ビオラやクレマチスなど)におすすめなのがシリカゲル法。花びらの色や形そのものをきれいに残しやすいことが特徴です。密閉容器にドライフラワー用のシリカゲルを入れ、茎を短く切った花をその上に置き、さらに上からシリカゲルをやさしくかけます。その後、容器を密封して1週間ほどで完成です。

3.飾るだけでOK「ドライインウォーター」

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ンミュッゲさんの「021 ドライフラワー スワッグ ブルーファンタジア」

ンミュッゲ

ドライインウォーター法は、丸い形やふんわり感を大切にしたい花(アジサイやかすみ草など)に向いています。茎や枝が曲がりやすい植物は、ドライになるまでに首が曲がるため避けましょう。少量の水(1~5cm)を入れた花瓶にお花を挿したら、風通しの良い場所に置き、すこしずつその水分を蒸発させていきます。1~2週間ほどで完成します。

4.グリーンにおすすめ「グリセリン法」

グリセリンとお湯を混ぜた“グリセリン溶液”に花材を浸してドライにしていく方法。グリセリン法は「グリセリンに花材を浸ける方法」と「花材にグリセリンを吸い上げさせる方法」の2通りあります。葉っぱや木の実がついた枝に適しているといわれています。

【グリセリンに花材を浸ける方法】
容器にグリセリン1:熱湯3の溶液を入れ、葉や実をグリセリン溶液に浸します。ホコリが入らないようラップなどで蓋をして1週間ほど経ったら、よく吹いて乾燥させれば完成です。

【花材にグリセリンを吸い上げさせる方法】

グリセリンとお湯を1:3の割合で混ぜ、液体が十分に冷めたら用意した花瓶に注ぎます。次に、花を差します。このときに液体を吸い上げやすいように茎に切り込みを入れるのがポイントです。花びらや葉の表面からグリセリンが染み出てきたら完成。7日〜10日が完成の目安です。

ドライフラワーにしやすいおすすめの花・グリーン

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ンミュッゲさんの「035 ドライフラワー プレゼント」

ドライフラワー作りの初心者の方にもおすすめの、ドライフラワーにしやすい花材についてンミュッゲさんに教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

ドライフラワーにしやすい花材

・バラ
・ユーカリ
・かすみ草
・ミモザ
・パンパスグラス
・スモークツリー
・ラベンダー
・スターチス
・百日紅(サルスベリ)

ンミュッゲ

基本的に、お花やグリーンそのものにあらかじめ水分量が少ないものは乾燥させやすいため、ドライフラワーに向いています。花びらや葉の大きいものだと、バラやユーカリ、小さな花のものだと、かすみ草やミモザ、グリーン系ならパンパスグラスやスモークツリーがいいでしょう。
ラベンダーやスターチス、百日紅は生花が鮮やかな分、ドライフラワーにしたときにまた違った雰囲気を楽しめるおすすめの花材です。

【プロに教わる】バラとかすみ草のやさしいドライフラワーの作り方

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今回、ンミュッゲさんには人気の「かすみ草」と「バラ」を用いて、ハンギング法でドライフラワーを作っていただきました。その手順を詳しくご紹介します。

手順1.水揚げをして開花させる

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ンミュッゲ

お花を購入後、まずは「水揚げ」を行います。水揚げとは、茎が水を吸収しやすくなるよう手助けする作業です。水の中で茎の先端から数cmのところを花ばさみで斜めにカットします。

手順2.茎、枝、葉をカットする

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