上賀茂神社から徒歩3分のカフェ「Cafe&Bar Chill's Kyoto」は、鴨川沿いにあり、春は桜、夏は五山の送り火、秋は紅葉が楽しめます。ロケーションの良さを最大限に味わえる吹き抜けの店舗設計、上賀茂の野菜や無添加のソーセージなど素材にしっかりとこだわったメニューも美味で、覚えておいて損のないカフェです。
目の前に鴨川、河川敷に桜、京都暮らしの風景を楽しむカフェ
京都を南北に流れる鴨川。カップルが等間隔に座る四条界隈とは雰囲気が異なり、上賀茂あたりの河川敷は広々とした遊歩道にベンチが設置された地元民の憩いの場になっています。そんな京都暮らしの風景のなかにあるのが「Cafe&Bar Chill's Kyoto」。
広々とした建物のすべてがカフェ空間。敷地内にはゆったりとしたテラス席があり、2階の半テラスは、バーベキューのできるスペースになっています。
春になると、お店の目の前に桜が咲き乱れる美しい光景が広がります。
2階建て、吹き抜けの光が差し込むゆとりの空間
空間の使い方がとっても贅沢な店内。2階の屋根まで何も仕切るものなく吹き抜けになっており、川に面した一辺はカウンター席を備えたメゾネットになっています。
外の景色が存分に楽しめるように左右の壁に大きな窓を設けて、さらに開放的な雰囲気。春になれば川辺の桜を窓越しに楽しめる、とっておきのスポットです。
2階の窓際は現在、4席のみ。視界が高くなる分、鴨川の流れが一望できます。
北向きの窓からは、五山の送り火の「舟形」がまるで絵葉書のように切り取られてくっきり。21時までの営業なので、毎年8月16日に行われる送り火の行事を席から楽しむことができそうです。
毎月食べに行きたくなるスペシャルな月替わりパフェ
「いちごのミルフィーユ」980円
女子たちの注目を集めているのが、月替わりのパフェ。「Cafe&Bar Chill's Kyoto」では毎月、趣向を凝らしたパフェが登場します。12月のパフェは「いちごのミルフィーユ」。
グラスの上に乗せたミルフィーユは自家製。中にはkiriのクリームチーズアイスといちごミルクの2種類のアイス。凍らせてシャリっとさせたいちご&ラズベリー、マスカルポーネクリーム、生クリームなどが入り、これまた自家製のしっかりと酸味の利いたベリーのソースが味をまとめます。
月が替わると、また新しいパフェが登場。1月のパフェは「塩キャラメルパフェ」。牧場ミルクアイスや塩キャラメルブラウニー、紅茶ゼリーなどがグラスにたっぷり。最後に別添えの自家製塩キャラメルソースをかけていただきます。月ごとに新しい味との出合いがあるのがよいですね。
通し営業でいつでも食べられる、看板メニューの「プレミアムホットドッグ」
「プレミアムホットドッグプレート」1650円
さて、注目したいのはお店イチオシの「プレミアムホットドッグプレート」。京都のブランド豚「京もち豚」を材料に、無添加・防腐剤不使用で、時間をかけて燻製。薫香を染み込ませた極太のソーセージを主役にしたホットドッグのプレートです。
直径3㎝近くありそうな極太ソーセージ。長時間燻製によるものなのか、もとの肉の質がよいのか、無駄な脂がなく、肉の旨味が濃厚です。そこに地元でもおいしいと評判の、上賀茂野菜のみずみずしいシャキシャキとした食感が加わります。
【平日限定】「上賀茂ランチ(1ドリンク付き)」1650円
平日の11時~14時30分のランチタイムは、プレミアムホットドッグに1ドリンクが付いが「上賀茂ランチ」が登場。京都の北山に拠点を置くベーカリー「Briant(ブリアン)」の軽く焦げ目をつけたバゲットとソーセージとの相性は最高です。
窓辺で鴨川を眺めつつ、プレミアムホットドッグで始まる1日も優雅ですし、単品で注文してお酒とともに楽しむのもよさそうです。