「星のや東京」にご褒美ステイはいかが?
優雅なひとときを過ごせるアフタヌーンティーも楽しめる
大人の贅沢ステイにぴったりの東京・大手町の日本旅館「星のや東京」。忙しい毎日を忘れさせる非日常空間で、ゆっくりと過ごす時間は私たちを癒やしてくれます。
そんな「星のや東京」では、今、「苺薫るアフタヌーンティー」が楽しめます。
これは、「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」と江戸文化を代表する茶の湯を掛け合わせたアフタヌーンティーです。幕府を支えた名門・酒井家の上屋敷跡に建つ星のや東京。武士の嗜みであった茶の湯の茶事(*1)に倣ならって味わえるのは、点心にあたる押し寿司や、主菓子と干菓子にあたるミニャルディーズです。
今春、ミニャルディーズでは、10種類のすべてに旬の苺を用いています。また、専属のスタッフが提供するスパークリング日本酒やオリジナルコーヒーなどのペアリングの妙も堪能できます。和の心を体感できるアフタヌーンティーで優雅なひとときを過ごせます。
*1 茶の湯において、日本酒と点心(または懐石)、濃茶と主菓子、薄茶と干菓子の順でもてなす正式な茶会。
素敵すぎる「苺薫るアフタヌーンティー」
#1 「発酵食品×苺」を10種類のミニャルディーズで味わえる
「苺薫るアフタヌーンティー」は、江戸文化を代表する茶の湯を現代に表現し、茶事の流れに沿って点心・主菓子・干菓子を楽しめるアフタヌーンティーです。
主菓子と干菓子にあたる10種類のミニャルディーズすべてに、旬の苺と発酵食品を用いています。甘酒を練り込んだ生地に苺のコンフィチュールを入れて焼き込んだ「甘酒と苺のフィナンシェ」や、苺のソースと蓬の生地を4層に重ねたフランスのケーキ「蓬と苺のオペラ」など、お菓子ごとに異なる食感や味わいが楽しめます。
点心
スモークサーモンとサフランライス(柚子胡椒)、アスパラとキャビアのバルサミコ酢飯(奈良漬け)
煮穴子と山椒の酢飯(醤油麹醤)、桜鯛と白板昆布の桜酢飯(煎り酒)
主菓子
甘酒と苺のフィナンシェ(甘酒)、ピスタチオと苺のムース(マスカルポーネ)
3種のベリーと苺のジュレ(サワークリーム)、苺のチーズケーキ(クリームチーズ)
和紅茶と苺のムース(和紅茶)
干菓子
苺のルリジューズ(発酵バター)、苺のショートケーキ(発酵柚子シロップ)
発酵餡子と苺のマカロン(発酵餡子)、発酵白餡と苺のタルトフレーズ(発酵白餡)
蓬と苺のオペラ(発酵緑茶)
鍵括弧内がそれぞれに使用している発酵食品です。
#2 専属のスタッフが提供するペアリングの妙を堪能できる
点心、主菓子、干菓子とそれぞれに合わせたペアリングを楽しめます。点心にあたる押し寿司には、旬の食材に合わせたスパークリング日本酒を合わせます。
主菓子に合わせるのは、茶事のメイン・濃茶と同じように分け合って楽しめるフレンチプレスで淹れたオリジナルコーヒーです。スペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」(代表大塚朝之ともゆき氏)の協力の元、本アフタヌーンティーのために開発したコーヒーを合わせることで、苺の味わいがさらに引き立ちます。
#3 玉虫色に輝くオリジナルの重箱
古くから濃茶の菓子器として、縁ふち高だかのお重が使われてきました。今回のアフタヌーンティーでは、玉虫細工を施したオリジナルの重箱で提供。
漆塗りのお重には、1mm四方にカットされた玉虫の羽が散りばめられ、目を奪われるほどの輝きを放ちます。
玉虫細工は、古代の日本建築を知る上で重要な遺品である法隆寺の玉虫たまむしの厨子ずしにも使われ、推古天皇の御物ぎょぶつと言われてきました(*2)。約1300年もの時を越えて人々を魅了する玉虫の羽をあしらったこだわりの重箱を前に、優雅なひとときを過ごせます。
*2 上原和(1985-12)「近代における玉虫厨子研究の濫觴らんしょう」