疲れているのになかなか眠れない、翌朝早いのに眠りが浅くて何度も目が覚める、など睡眠に関するお悩みを抱えている人は多いですよね。深い睡眠のためのポイントは「腸」。寝る前たった40秒、ベッドでできる腸ほぐしヨガをご紹介します。
睡眠トラブルが起こる原因
深い眠りにつくには、心身を休息させ、疲労回復を担うリラックスの神経である副交感神経を優位にさせることが大切です。しかし、現代生活を送る私たちは、しばしば交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えが乱れることがあります。
交感神経が優位に働き自律神経が乱れるのはこんな時
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・心理的ストレスを感じた時
・気候の変化、職場や住環境などの変化で環境的ストレスを感じた時
・夜遅くまでスマートフォンやTVを見ている時
交感神経が優位に働き自律神経の乱れると、不眠の原因となります。
股関節をゆるめて深い眠りへ
交感神経が優位に働いている状態は、心身ともに緊張していて身体の筋肉がガチガチに硬くなっています。身体が硬いと心身ともにリラックスできずよい眠りには繋がりません。
そこでおすすめめしたいのが、「股関節をほぐす」こと。股関節は私たちの体の中心部に位置していて、上半身と下半身を繋ぐ役割を担っています。その股関節をほぐしてゆるめることで、身体全体の筋肉もゆるみやすくなります。
また股関節のすぐ近くには腸があります。股関節をゆるめると腸も刺激されます。腸のぜんどう運動が活発になると、副交感神経が優位に働き、深い眠りへと導いてくれるのです。
1回40秒!ぐっすり眠るための股関節ゆるめヨガ
①仰向けになり、両膝を抱え胸に近づけます。両脚を大きく開き左右にゆらゆら揺らします。
photo by Yuki Nakamura
②股関節の付け根から脚を大きく回します。反対回しも行いましょう。
photo by Yuki Nakamura
③膝を閉じ抱えてゆらゆら揺らします。
photo by Yuki Nakamura
動画でも確認できます。