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[3/13〜3/19の運勢]3月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

手に生き様は表れる、か?

今週のかに座は、言葉や数値では表し得ない手触りの価値に気が付いていくような星回り。

進化史上、手はその機能的発達が脳の発達に伴わなければ、ヒトはヒトになりえかった程重要な役割を果たしてきましたが、今私たちは改めて「労働する/制作する手」をどのように豊かに、そして固有に語りえるかという問題に直面しつつあるのかも知れません。

おそらく、いま私たちに求められている手の語り方というのも、従来の「現実原則にもとづく問題解決」としての手の側面と、精神科医の中井久夫が扱ってみせたような「鏡としての手」の側面とを統合するなかでやっと紡ぎ出すことできるような類のものなのではないでしょうか。

あなたもまた、自分なりの新しい「手」の物語を紡ぎ出してみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

めぐりあう時間たち

今週のしし座は、生まれ変わりつつある我と世界との邂逅(かいこう)に胸いっぱいになっていくような星回り。

『平凡な言葉かがやくはこべかな』(小川軽舟)という句のごとし。人の一生を限りあるものにする時間は無情で冷たく感じられる時もありますが、一方で四季を繰り返しながら永遠にめぐりゆく時間は、私たちに束の間の夢を見させてくれもします。

平凡で、何気ない言葉さえも、そうした循環し、めぐりゆく時間の流れと交わることで、「かがやくはこべ」としての詩のことばとなって、私たちに語りかけてくれるのです。

あなたもまた、循環する時間の流れとの交友録としての自己表現に、不意にたどり着いていくことでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

食事のリズムを整える

今週のおとめ座は、なにげない生活のなかで、自分自身をより人間らしくしてくれているものに思い至っていくような星回り。

「美食家」の代表格であるブリヤ=サヴァランはかつて『味覚の生理学』(1826)において、「国民の盛衰はその食べかたの如何による」と喝破してみせましたが、この「食べかた」というのはあくまで複数人からなる食事を想定しているのであって、ひとり静かに食事にいそしむ人間の存在する余地はありませんでした。

ひとりでの食事に慣れきってしまうと、いつの間にか他者への配慮に欠けた存在となり、その意味で「孤食」は利己主義を助長し、「食卓の快楽」を知っているはずの人間の感受性を劣化させ、「食べることの快楽」しか知らない動物へと堕落させるのだ、と。

あなたもまた、自分にとって心地よい食事のリズムというものがどんなものなのか、改めて振り返ってみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

いっそひらりと

今週のてんびん座は、心の被膜に貼りついて離れない記憶に相対していくような星回り。

『蝶死にて流るる水を今も踰ゆ』(石田波郷)という句のごとし。「松山帰省十句」のなかの第五句目。戦時中は結核で戦地に赴くことはなかった人ですが、だからこそ、死んでいった同胞たちへの思いもひとしおだったのかも知れません。

離れがたい過去をえいやと断つ「今」の一瞬において、その跳躍はさながら輝く春の蝶のごとく、ひとつの句となって生命を得るのではないでしょうか。

あなたもまた、超えるべき一線を然るべき仕方で超えていくべし。

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