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[春のなんとなく不調は内臓疲れが原因?]内臓をいたわって体も心もスッキリする「ストレッチ」3選

春になるとなんとなく心身の不調を感じる…という人はいませんか? 日々の体調管理に気をつけている人でも、この季節はだるさを感じやすいという人は実は多いんです。その原因は「内臓の疲れ」かもしれません。今回は疲れた内臓をいたわるヨガポーズをお伝えします。

春に体調を崩しやすくなる理由

自律神経が乱れて内臓の働きが低下するから

春は季節性のアレルギーをはじめ、原因不明のだるさや頭痛といった体調不良症状が出やすい季節です。

理由の一つには、年度替わりのタイミングということで仕事が忙しくなったり、ライフステージの変化から緊張や不安を抱える場面が多いということにあります。そのようなストレスを抱えると自律神経のバランスが乱れやすくなり、自律神経の乱れは内臓の働きにも影響を与えます。

そして内臓の働きが低下することで、さらに心身の不調が悪化する場合があるのです。

春に機能が低下しやすい「肝臓」と「腎臓」

では、春に機能が低下しやすい内臓とは具体的にどの部分でしょう。

それは「肝臓」と「腎臓」です。私たちの体内には日々の生活の中で様々な有害物質が入ってきています。こういった物質は肝臓で解毒されて無毒化され、腎臓を通じて尿として体外に排泄されます。このように人体のゴミ収集係として働いてくれる肝臓と腎臓ですが、春先は歓送迎会などでアルコールを摂取したり暴飲暴食の機会も増えてくるため、さらに酷使されます。酷使することで体内の解毒・排出機能が低下してしまい、体調に影響が出て、春先の体調不良へと繋がるのです。

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イラストAC

肝臓と腎臓の機能を上げるには

・睡眠をきちんととる…自律神経のバランスを整えるためにも早寝早起きを心がけましょう。

・お水をしっかり飲む…解毒されたものをきちんと体外に排出しましょう。

・野菜をたくさん食べる…肝臓や腎臓の働きを助けてくれる季節の野菜を意識的に食べましょう。

・アルコールは適量にする…大量に摂取すると肝臓の働きが弱くなるためほどほどにしましょう。

肝臓と腎臓をいたわるヨガポーズ3選

内臓や自律神経を整えるためにオススメのヨガポーズを3つ紹介します。生活や仕事の合間に取り入れて、心身を整えながら春の不調を乗りきっていきましょう。

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photo by Asuka Utsunomiya

1. 閂(かんぬき)のポーズ

脇腹を伸ばして腹部の内側にある腎臓や肝臓を刺激するポーズです。肝臓や腎臓を活性化することで、老廃物を排出しやすい体をつくります。

①両膝立ちから左足を真横に出し、両手は体の横に下ろします。

②息を吸いながら右手を上げて、吐きながら上半身を左に倒してキープします。※左右行います。

2. 半分の魚の王様のポーズ

お腹周りをねじって腸に刺激を与えることでお通じを促します。

①長座から右の膝を曲げて左足にクロスし、右手をお尻の後ろにつきます。

②左腕は立てた右膝に掛け、息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら上半身を捻ります。※左右行います。

3. アップドッグポーズ

アップドッグ

胸が開き深い呼吸を味わえるようになることで、自律神経のバランスが整うポーズです。しっかり呼吸ができると体内に取り込む酸素量も増え、代謝も上がります。

①うつ伏せから手を胸の横に移動させ、腕立て伏せの姿勢になります。

②腕の力を使い、息を吸いながら上半身をゆっくりと引き上げていきます。

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