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人気の体験型だんごカフェが祇園にオープン!「囲炉裏茶屋ななころびやおき祇園八坂店」

旅行・おでかけ

京都の伏見稲荷にある予約困難な人気和カフェの2号店が、2023年3月に祇園エリアにオープン。自分で囲炉裏の炭火でだんごを焼いたり、日本茶を淹れたりできる体験型のカフェです。石鍋で特製餡とだんごをグツグツ煮込んだ名物「石焼き京だんご」は、ほかでは味わえないふわふわとろとろ食感です。

「八坂神社」から徒歩すぐ。体験型の囲炉裏茶屋

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「囲炉裏茶屋ななころびやおき祇園八坂店」があるのは、京阪祇園四条駅から徒歩約10分、地下鉄東山駅から徒歩6~7分の場所。八坂神社からもほど近い、昔ながらの町並みの路地にあります。伏見稲荷店(本店)は完全予約制ですが、祇園八坂店は予約制を設けず、来た人順に案内してもらえます。

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靴を脱いで店内に入ると、奥までどーんと続く長いカウンターが。築70年の長屋を改装した店内は、天井が高くて、明るく開放的な雰囲気です。古い柱や梁をそのまま残し、京都らしい趣のある、おしゃれで落ち着く空間が広がっています。

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カウンター席・テーブル席とも、すべて掘りごたつになっているので、楽に座れてホッとできます。目の前にあるのは本格的な囲炉裏。ウサギの五徳がかわいくて、早速写真が撮りたくなりますね。南部鉄器の急須も、カラフルでころんとした形がキュートです。

炭火で楽しむ「囲炉裏焼き」は、自分好みの焼き加減で

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名物は、炭火の「囲炉裏焼き」と、石鍋でグツグツ煮込んだ「石焼き京だんご」。その両方を楽しめる「ななころびやおきセット」2200円が人気です。まず目の前にセットされるのは、「囲炉裏焼き」の自家製京だんご(白玉だんご)、自家製茶だんご、生麩2種、お揚げさん、生八つ橋。ワクワクのスタートです!

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ずらっと並んだ試験管に入っているのは、ハンドドリップ用の茶葉。まずは、焙煎豆茶(豆茶)、おまえさま(深蒸し煎茶)、宇治やぶきた(煎茶)、京番茶(番茶)、加賀棒茶(焙じ茶)、甘茶の6種類から、好みの茶葉を選びます。親しみやすい一般的なお茶から、ちょっと変わった独特の甘みが味わえる甘茶まで、バラエティに富んだラインナップ。ひとつひとつ香りを確かめて、実験感覚で選ぶプロセスも楽しめます。

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選んだ茶葉を急須に入れると、スタッフにお湯を注いでもらえます。あとは砂時計で2分、蒸らす時間を計って、いただきましょう。

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砂時計の中で、一筋の砂鉄がさらさらと落ちていくのを眺めるのも、癒しの時間。お茶は、たっぷり3杯分あるのもうれしいところです。

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炭火をセットしてもらって、いよいよ「囲炉裏焼き」のスタート。じんわりとあたたかい炭火の赤い色に、期待が高まります。

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何から焼くかは、お好みで。少し焦げ目がつくぐらいまであぶるのが、おいしく食べるポイントです。焼き始めにこまめに動かすと、網にくっつかずに上手に焼けます。添えられている、自家製くるみ味噌・ゆで小豆は、塗ってから焼いても、焼いてから塗ってもOK。香ばしい、もちもち食感のだんごが楽しめます。

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生麩や八ツ橋といった京都らしい食材も人気です。京都銘菓の生八つ橋は、あぶることでシナモンの香りがふわっと立ち、熱で砂糖が溶けだして、よりまろやかなおいしさに。甘辛く炊いたお揚げさんも、期待以上のおいしさ!と評判の一品です。

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囲炉裏焼きは、自分好みの焼き加減が楽しめるのが魅力。おしゃべりに夢中になって、ちょっと焦げてしまった…と笑い合うのも、楽しみのひとつですね。それぞれの単品は、追加注文もできます。

グツグツ煮込んだ「石焼き京だんご」、餡をからめたアイスも絶品!

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さて、お待ちかね「石焼き京だんご」の登場です。「ななころびやおき」でしか食べられない、石鍋でグツグツ煮込んだ特製餡と白玉だんご。餡は6種類(琥珀のみたらし、柚子京塩、白あん宇治抹茶、黒ごま豆乳、白みそ柚子、祇園八坂店限定の蜂蜜アーモンドミルク)の中からひとつ選びます。熱々の石鍋のふたを取ると……

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餡の中で白玉だんごがグツグツ、グツグツ。思わず歓声があがります。写真は、一番人気の「琥珀のみたらし餡」。白醤油を使った、透き通った餡が絶品です。

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