脚が太いのは姿勢が悪いから!? のっぺりお尻や下半身太りの意外な理由
「太ももを細くしたい」「ふくらはぎのゴツさをどうにかしたい」 と思い、ランニングしたり、ジムで筋トレを頑張ったりしているのに、なぜかやせない……という経験がある方も多いのでは? 実は、その原因が姿勢と重心の崩れからきている可能性が非常に高いことをご存じですか?
「前重心タイプ」は、のっぺりお尻になってしまう⁉
日本人で最も多いのが「前重心タイプ」。このタイプは、姿勢を支えるために太ももの前側で踏ん張っています。また、日常生活の動作の際にも太ももの前側を使って支え続けているため、太ももの前側は実は活躍しすぎています。つまりこの姿勢や動きを日中していると、太ももが太く張ってくるのは当然ということ。さらに、太ももの前側を使い続けている分、逆に太ももの後ろ側はほとんど使われなくなってしまうため、硬くなってしまうだけでなく、お尻が重力のせいで下に引っ張られ、のっぺりとしたお尻になってしまうのです。
ヒップアップ専門パーソナルトレーニングスタジオのオーナーである渡部龍哉さんの初めての書籍『モデルが始めている10日間で脚からキレイにやせる「美脚トレ」』では、そんな日本人にありがちな下半身太りの原因を解消する究極の美脚メソッドを紹介しています。
のっぺりお尻や下半身太りの理由がわかりました。そうならないためにも、ここからは、ヒップアップトレーニング法(尻トレ)をレクチャーします。 尻トレの先生は“アジアNo.1神尻の持ち主”、こげなつさんです。
お尻を鍛えて痩せる! 大殿筋が筋肉痛になること間違いなし、こげなつ流女性の尻トレ方法を解説
「痩せてキレイになりたい!」そう願う女性は多いはず。ですが近ごろ支持されているのは、痩せて細いだけの体ではなく、メリハリのあるカーヴィーなボディライン。健康美を叶えるべく、ヒップラインを整える人が増えているんです。そこで今回は、美尻トレーニングのプロにお尻の鍛え方を教わりましょう。痩せるだけではなく、上向きのボリュームがあるお尻を目指します!
尻トレの先生は“アジアNo.1神尻の持ち主”、こげなつ
「はじめまして。ダンサー兼パーソナルトレーナーをしている、こげなつことNATSU です。最近ではアジアでナンバーワンの神尻の持ち主なんて言っていただきテレビなどに出演させてもらう機会も増えました。今でこそお尻はカラダの中の自慢のパーツですが、実は昔は大きなお尻が大のコンプレックス。
そんな私に転機が訪れたのは、2016年に参加したフィットネス大会でのこと。友人に誘われてたまたま出場したその大会で、結果は準優勝だったのですが、『なっちゃんは下半身がいいね! 特にお尻は最高!』ってすごく褒めていただいて。そこから自分のチャームポイントはお尻なんだということに気づき、もっともっとお尻を磨き上げていこうと思い、トレーニングにハマっていきました。
今回は、私が普段やっているお尻トレーニングの中から、自宅で簡単にできるメソッドをいくつかご紹介しています。お尻にお肉がついているあなたはすごくラッキー! 神尻になれる素質を持ってるんです。お尻を隠すんじゃなく、自信を持って出す日はもう、すぐそこ!」
こげなつが語る、美尻の条件とは?
重力に逆らう美味しそうな桃尻
横から見たときにお尻がキレイな半円形をしていたら理想の丸いヒップ。楕円形だったり平らになっている人は危険信号です。垂れたり筋肉が衰えていたり、余分なお肉がついていたり、なにかしらお尻ブスになっている状態であることは確かなので、これ以上悪化する前に、これから紹介するこげなつ流美尻トレーニングを行って歯止めをかけましょう。
程よく引き締まりつつ表面はふわっと
美尻に大切なのは「形」「弾力」「バランス」の3つ。これらの条件がすべて満たされてこそ、パーフェクトな美尻になれるんです! 中でも大切なのが「弾力」。そして弾力を作るカギを握るのが筋肉の質。普段からトレーニングの習慣もなく運動不足の人は、筋膜が緊張してガチガチに凝り固まっている場合が多いのですが、この状態でトレーニングをすると、筋肉の成長が妨げられてトレーニング効果が半減したり、ケガの原因になってしまいます。そのため、まずは筋膜をほぐして柔らかくしてあげることが大切です。トレーニング前にストレッチボールをなどを使った筋膜リリースを行いましょう。
また、筋トレ後のストレッチも大切です。トレーニング後は筋肉が緊張して硬くなっているので、そのまま放置しておくと筋肉が固まる原因に。またストレッチをすることで、トレーニング後に分泌される疲労物質を効率よく分解できるようになるので、翌日の筋肉痛が和らぎます。
後傾気味な骨盤に沿った美尻バランス
美尻の条件のひとつが「バランス」。いくら形が整っていても、自分のカラダに対してお尻が小さすぎたり大きすぎたりすると、全体のバランスを見たときに美しくないんですよね。お尻を必要以上に大きくすることはできませんが、形はトレーニング次第でいくらでも変えられるので、バランスのよい美尻を目指しましょう!