7時30分 30分間の3回目のZenWellness体験と朝食
朝食前に、最後のZen Wellness体験の時間です。この時間は1日の始まりにしっかりと体を起こすことが目的なので、少し難しいヨガのポーズも行っていきます。手を上げるだけ、腰を浮かせるだけでも思い通りに体が動いてくれませんが、先生がやさしく導いてくれるので初心者の筆者でも問題なく進めることができました。朝からいい汗がかけてとっても気持ちいい!
続いて朝食の時間。こちらも夕食と同じくシェフからの説明を聞いた後に好きなところ持ち運んでいただけます。
ご飯はおかゆが用意されていて、体にやさしく溶け込んでいくよう。色とりどり野菜にも元気をもらえます!
野菜のグリルから豆腐、おからや漬物、そして腸をキレイにしてくれる甘酒まで。食感も味わいもすべてが違っていて「次はどんなものだろう」と想像しながら、時間をかけて味わいました。
「禅坊 靖寧」おすすめのおみやげをチェック
チェックアウトまであと少し。おみやげを見ていきましょう。
こちらはオリジナルエッセンシャルオイル「靖」1500円と、「ウッドアロマディフューザー」1万4500円。日帰りプログラムで採用される「ZEN香」という“香りを聞く”体験や、日によって館内のサロンなどでも焚かれているもので、香りから心身のリラックスへと導いてくれます。森を感じさせる香りのすっきりとしたオイルは、そのままアロマストーンなどに垂らして使えるのはもちろん、無垢素材でできたディフューザーに落として香りを広げるとまた格別です。
檜の「アロマフック」900円は、クローゼットなどにかけておくと全体がやさしく香って防臭にも役立つそう。「禅坊 靖寧」のお部屋のハンガーにもかかっていました。
一番人気の「和紙香」各1000円は、ティーツリー・セージ・イランイランそれぞれの香りがついた和紙。1枚ずつ破ってお皿などに置いておけば自然に香るほか、手紙などに忍ばせて贈るのも喜ばれそう。
■禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)
住所:兵庫県淡路市楠本場中2594-5
TEL:0799-70-9087
チェックイン/チェックアウト:15時~15時30分/10時
定休日:不定休
料金:ZEN STAY 4万8000円
(ZEN Wellness、ZEN書、ZEN茶、ZEN喫茶、朝食、夕食、朝のおつとめ付き)
10時 チェックアウト。「農家レストラン 陽・燦燦」へ
さあいよいよチェックアウトの時間です。スタッフの皆さんに見送られ、とっても名残惜しいひと時。最後に「禅坊 靖寧」のシェフが仕立てたお味噌もおみやげにいただき、さようなら!無料シャトルバスに乗って2日目の淡路島観光へと出かけます。
やってきたのは、畑の中の「農家レストラン 陽・燦燦(はる さんさん)」。大きな茅葺き屋根の建物と、その前に広がる畑が特徴です。実はこちらの建物も「禅坊 靖寧」と同じく、坂茂氏の設計なんです!
さっそくお店に入ってみましょう。中は驚くほど広々としていて、木の大きなテーブルや竹をモチーフにした梁などが印象的です。カウンター席はありませんが、店内の中央部分に20人はゆうに座れる大きな木のテーブルが設えられています。相席にはなりますが、前の人との距離もあるため、ひとりでも意外と居心地の悪さは感じません。また、テーブル席ではありますがテラスにも座席があり、外の景色を眺めながらの食事も楽しめます。
こちらでいただけるのは淡路島にある自社農園や、近隣農家から直接仕入れた野菜をたっぷり使用した料理。新鮮なサラダから野菜たっぷりのピッツァ、カレーやパスタ、スイーツまで、さまざまな料理を提供しています。
こちらはランチの「陽・燦燦セット(生パスタ)」2400円。メインの生パスタに、サラダ、スープ、自家製パンがセットになった、お店イチオシのランチです。
この日のパスタは近隣の三谷農園でとれた甘みたっぷりのあわじ島グルメトマトを使用。新鮮な野菜をグリルやボイルでサラダに仕立てたひと皿も魅力的です。
もちもち食感の生パスタにあわじ島グルメトマトがしっかり絡まって、抜群のおいしさ!何より、目の前の畑を眺めながら味わえるなんて、都会にいるとなかなかできません。
デザートには、「畑のティラミス」880円をチョイス。その名のとおり、畑をイメージしたデザインで、スコップにのって提供されるのがとってもユニークです。マスカルポーネチーズを使ったティラミスクリームも、サクサクのクッキーも美味で、ボリュームたっぷりながらペロリと食べてしまいました。
■農家レストラン 陽・燦燦(のうかれすとらん はる さんさん)
住所:兵庫県淡路市野島常盤字源八1510-4
TEL:0799-70-9082
営業時間:11~18時(17時LO) ※ディナーは貸切のみ応相談
定休日:水曜