児童労働
貧困、差別、慣習、武力紛争や自然災害などさまざまな要因から働かざるを得ず、教育の機会を奪われている子どもたちがいます。ユニセフによると、児童労働に従事する5〜17歳の子どもは、2020年時点で約1億6000万人で、世界の子どもの10人に1人近くに相当します。その約半数は、人身売買や子ども兵、強制労働など、危険な労働に従事しています。
【 第12問 】
「旅先など普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、豊かな暮らしも両立すること」は?
(認知度 全年代26.7%、20代12.7%、30代14.8%)
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正解は、
ワーケーション
新型コロナウイルスの感染拡大によって浸透したリモートワークを活用することで広がった新たな働き方で、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。厚生労働省のガイドラインでは2021年、ワーケーションがテレワークの一形態として分類されています。
難易度 ☆☆☆☆
20代30代の認知度10%未満、10人に9人が「聞いたことがない」
【 第13問 】
「商品の生産から流通、消費までの過程が追跡できること」は?
(認知度 全年代15.4%、20代9.2%、30代7.1%)
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正解は、
トレーサビリティ
日本語では「追跡可能性」とも訳され、食品や洋服、日用品などで、安全な原材料が使われているか、生産者が過酷な労働を強いられていないか、製造や輸送や廃棄の過程で環境に負荷をかけすぎていないかなどの履歴を追跡できることを指します。
値段重視でもできること
このほか、「ウェルビーイング(心身と社会的に健康であること)」「シェアリングエコノミー(個人がモノや場所やスキルを共有すること)」「フェムテック(女性の健康の課題を解決するテクノロジー)」なども、20代30代の認知度は1割を切るという結果に。
一方で、ビジネスや社会貢献活動を通してこれらの概念に積極的に向き合っている20代30代もいることから、認知度や理解度は二極化している可能性も考えられます。